第34回東京学生映画祭が作品を募集、瀬々敬久らのコメント到着

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第34回東京学生映画祭が今夏に開催決定。前回、審査員を務めた瀬々敬久と「明ける夜に」でグランプリを受賞した堀内友貴がコメントを寄せた。

「第34回東京学生映画祭」告知ビジュアル

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都内の大学生が企画運営している東京学生映画祭は、これまでに青山真治、熊澤尚人、中村義洋、月川翔、小泉徳宏、山戸結希らを輩出してきた。今回のスローガンは「旅に出よう」。監督が学生であることを条件に、3月31日締め切りで全国から作品を募集している。詳細は本映画祭公式サイトで確認を。

瀬々は「高校生の頃、最初に手にした8ミリカメラは露出計が壊れてました。それでも何とか適当にやったら映りました。出来は酷いもんでしたが、興奮しました。テクニックだったり、上手に物語を語ったりすることよりも大切なこと、一番最初に映画を作りたいと思った時には、その大切なことがあった気がします。そんな映画と出会いたい」と語る。

堀内は「なにか自分なりの『面白い』を形にしたい。その気持ちがあればいいと思います。きっとそんな作品は、学校の怖い講師のおじさんなんかには理解されなくても、東京学生映画祭で同世代の誰か1人には刺さるんじゃないかと思います」とつづっている。

なお本映画祭を企画運営する大学生メンバーも公式サイトで募集中だ。

瀬々敬久 コメント

瀬々敬久

瀬々敬久[拡大]

わけも分からず映画を作りたかったのが十代の頃です。
高校生の頃、最初に手にした8ミリカメラは露出計が壊れてました。
それでも何とか適当にやったら映りました。
出来は酷いもんでしたが、興奮しました。
テクニックだったり、上手に物語を語ったりすることよりも大切なこと、
一番最初に映画を作りたいと思った時には、その大切なことがあった気がします。
そんな映画と出会いたい。
そんな身勝手な思いを東京学生映画祭はかなえてくれる場所だと思っています。
無鉄砲でもいい、デタラメでもいい。自戒を込めて、そんな映画を今でも作りたいし、出会いたいし、見たいのです。

堀内友貴 コメント

堀内友貴

堀内友貴[拡大]

伝えたいものが無くても、表現じゃなくても、必要じゃなくても、何かの真似でも、映画を作っていいのではないかと思っています。もちろん伝えたいものがあってもいいし。
なにか自分なりの「面白い」を形にしたい。
その気持ちがあればいいと思います。
きっとそんな作品は、学校の怖い講師のおじさんなんかには理解されなくても、東京学生映画祭で同世代の誰か1人には刺さるんじゃないかと思います。

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よんだぶ シャドウバン?もう、どうでも良いです @yondabu

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