中国ドラマ「清越坊の女たち」織物名家の女将はなぜ余命わずかな青年を愛したのか

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中国ドラマ「清越坊の女たち~当家主母~」のDVDリリースを記念し、ジアン・チンチンのインタビューコメントが到着した。

「清越坊の女たち~当家主母~」ビジュアル

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「瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」のユー・ジョンがプロデュースを担当した本作は、伝統織物・緙絲(こくし)を支える女性たちの姿を描く時代劇。織物名家・任家の跡取り任雪堂(じんせつどう)の正妻である沈翠喜(しんすいき)と妾の曽宝琴(そほうきん)が、対立しながらも任家を守るため手を取り合っていくさまがつづられる。ジアン・チンチンが愛されることを知らない任家の女将・沈翠喜を演じ、没落した名家の令嬢・曽宝琴役でヤン・ロンが出演。沈翠喜を理解してくれる余命わずかな青年・魏良弓(ぎりょうきゅう)にマオ・ズージュンが扮した。

ジアン・チンチン

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「曽宝琴は鏡に映ったもう1人の沈翠喜といえる」と話すジアン・チンチンは「沈翠喜も自分では気付いていないかもしれませんが、彼女が曽宝琴に見る執着心、恋愛における未練は2人に共通するものです」と分析。そして「9歳で任家に来た沈翠喜は外の世界を知らず、任雪堂以外の男性を知らず、任雪堂を初恋のように思って結婚を望みますが、実際には愛とは何かわかっておらず、これが愛なのだと思い込んでしまいます」と述べ、「大女将をはじめ任家に恩を感じ、多くの責任と義務を背負う彼女は、これが愛であり、結婚であり、自分が果たすべきことで、人生の一部なのだと考えます。つまり、こうした沈翠喜の固い考えはいわば彼女の執着心で、曽宝琴の任雪堂への執着心と同じです。曽宝琴は感性で生きる情熱的な女性である一方、沈翠喜は理性で考える女性というだけです」と語っている。

ジアン・チンチン

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また「沈翠喜はなぜ魏良弓を愛したのか?」という質問に対して、ジアン・チンチンは「沈翠喜と魏良弓の重要なシーンといえば、魏良弓が崑曲の『玉簪記』を歌うシーンでしょう。このシーンは人間の孤独を訴えるもので、沈翠喜が心に秘めている思いや考えがすべて歌い上げられていると感じました」と言い、「沈翠喜は孤独です。任家の屋敷にいても、誰も彼女を理解する人はいません」「いつも他人を思いやる彼女だからこそ、魏良弓が孤独な気持ちを歌にすると、同じ苦難を味わう人と出会ったと感じ、すぐにこの人なら自分の気持ちをわかってくれると思います。このシーンは自分で演じていても非常に気持ちが入ったところですね」と振り返った。

全35話の「清越坊の女たち~当家主母~」DVD-SET1、2、3は販売中。本作はU-NEXTにて独占先行配信されている。現在YouTubeでは第1回が特別公開中だ。

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