吉沢亮、橋本環奈、中川大志がサンタのボケに大慌て「フィンランド語がわかる方は!?」

「ブラックナイトパレード」のサンタクローストークイベントが本日12月14日に東京・丸ビルホール＆コンファレンススクエアで行われ、キャストの吉沢亮、橋本環奈、中川大志が出席した。

中村光の同名マンガを実写化した本作。吉沢演じる冴えない男・日野三春が北極にある会社・サンタクロースハウスで、悪い子に残念なプレゼントを届ける“ブラックサンタ”として働き始めるさまが描かれる。

このイベントには、フィンランドのサンタクロース村があるロヴァニエミ市から本物のサンタクロースが招かれた。中川は「過去イチ取り巻きがいます」と舞台裏の様子を明かす。

サンタクロースが登場すると、キャストたちは「すごい！」「本物だ！」と大興奮でハイタッチを求めた。そしてサンタクロースはフィンランド語で挨拶を始めるが、ともに登壇した通訳は英語の担当者だったため「わからない……」とつぶやき、吉沢らは「フィンランド語がわかる方はいませんか!?」と大慌て。これはサンタクロースなりのボケだったそうで、彼は「皆さんと会えたのがうれしくて、母国語でしゃべってしまいました」とはにかみながら英語で語りかけた。

サンタクロースとのトークタイムでは、吉沢が「何人体制なんですか？」と真面目な質問を投げかけた。サンタクロースが「1人で、一晩のうちに世界中の子供へプレゼントを配るんです」とシフト制などではないと告げ、吉沢は「すごい体力……」と感心する。橋本の「ひげは地毛ですか？」との問いには、サンタクロースは「もちろん！ これだけ歳を取ったので長くなっちゃったんだ」と日々ケアを続けていることを明かした。中川は幼少期にサインをもらった思い出を伝えて「あのときの子供です！」とアピールした。

続いて、キャストたちがサンタクロースの資質を持っているかどうかの判定が行われた。さらに一番うれしいときに出す笑い声「ホウホウホウ」を自分なりに表現する場面では、吉沢はサンタクロースを自身の中に“降ろして”役作り。橋本は元気よく声を上げるが途中で笑ってしまい、中川は劇中で演じた田中皇帝（たなかかいざー）に寄せた声を披露した。実際のサンタクロースの笑い声が“ヘイ”に近い音だと判明すると、一同は「ちょっと待って、ヘイだった！（笑）」と一斉に立ち上がった。

なお、本物のサンタクロースから“もっとも資質がある”と選ばれたのは橋本。彼女は「本物のサンタさんに認めてもらえるなんて！」と喜び、「今の仕事をセーブして、トナカイの世話などサンタ業もしたい」と意気込んだ。

福田雄一の監督作「ブラックナイトパレード」は12月23日より全国ロードショー。