批評家165名が選んだ映画に「TAR」「イニシェリン島の精霊」「エブエブ」「別れる決心」

世界中の批評家165名が選んだ2022年のベスト映画およびベストパフォーマンスがIndieWireで発表された。

ベスト映画の1位は、ケイト・ブランシェットが主演を務めたトッド・フィールド監督作「TAR/ター」、2位はシャーロット・ウェルズの「aftersun／アフターサン」。コリン・ファレルらが出演し、「スリー・ビルボード」のマーティン・マクドナーが監督を務めた「イニシェリン島の精霊」が3位に入っている。

4位はミシェル・ヨーの主演作「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」。5位にスティーヴン・スピルバーグの「フェイブルマンズ」、6位にパク・チャヌクの「別れる決心」、7位にジョーダン・ピールの「NOPE／ノープ」、8位にS・S・ラージャマウリの「RRR」、9位に「トップガン マーヴェリック」がランクインした。

世界の批評家165名が選んだ2022年ベスト映画、ベストパフォーマンス

ベスト映画

1. 「TAR」
2. 「aftersun／アフターサン」
3. 「イニシェリン島の精霊」
4. 「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」
5. 「フェイブルマンズ」
6. 「別れる決心」
7. 「NOPE／ノープ」
8. 「RRR」
9. 「トップガン マーヴェリック」
10. 「All the Beauty and the Bloodshed（原題）」

ベスト監督

1. トッド・フィールド「TAR/ター」
2. ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」
3. S・S・ラージャマウリ「RRR」
4. スティーヴン・スピルバーグ「フェイブルマンズ」
5. シャーロット・ウェルズ「aftersun／アフターサン」
6. パク・チャヌク「別れる決心」
7. マーティン・マクドナー「イニシェリン島の精霊」
8. イエジー・スコリモフスキ「EO イーオー」
9. ジョーダン・ピール「NOPE／ノープ」
10. アリス・ディオップ「サントメール ある被告」

ベストパフォーマンス

1. ケイト・ブランシェット「TAR」
2. コリン・ファレル「イニシェリン島の精霊」
3. ミシェル・ヨー「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」
4. ダニエル・デッドワイラー「Till（原題）」
5. パク・ジミン「ソウルに帰る」
6. ブレンダン・フレイザー「ザ・ホエール」
7. ティルダ・スウィントン「The Eternal Daughter（原題）」
8. ポール・メスカル「aftersun／アフターサン」
9. ミア・ゴス「Pearl パール」
10. ガスラジー・マランダ「サントメール ある被告」、オースティン・バトラー「エルヴィス」、レア・セドゥ「それでも私は生きていく」

ベストドキュメンタリー

1. 「All the Beauty and the Bloodshed」
2. 「ファイアー・オブ・ラブ 火山に人生を捧げた夫婦」
3. 「デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム」
4. 「オール・ザット・ブリーズ」
5. 「クロティルダの子孫たち －最後の奴隷船を探して－」
6. 「ナワリヌイ」
7. 「Three Minutes: A Lengthening（原題）」
8. 「The Janes（原題）」
9. 「バッハマン先生の教室」
10. 「"Sr.": ロバート・ダウニー・シニアの生涯」「We Need to Talk About Cosby（原題）」

ベスト撮影

1. 「別れる決心」
2. 「トップガン マーヴェリック」
3. 「EO イーオー」「NOPE／ノープ」
4. 「フェイブルマンズ」
5. 「イニシェリン島の精霊」
6. 「アテナ」
7. 「アバター：ウェイ・オブ・ウォーター」
8. 「バルド、偽りの記録と一握りの真実」
9. 「アンビュランス」

ベスト脚本

1. 「TAR」
2. 「イニシェリン島の精霊」
3. 「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」
4. 「aftersun／アフターサン」
5. 「ウーマン・トーキング 私たちの選択」
6. 「フェイブルマンズ」
7. 「クライムズ・オブ・ザ・フューチャー」
8. 「ナイブズ・アウト：グラス・オニオン」
9. 「サントメール ある被告」
10. 「The Eternal Daughter」「アフター・ヤン」

ベスト国際映画

1. 「別れる決心」
2. 「RRR」
3. 「EO イーオー」
4. 「西部戦線異状なし」
5. 「ノー・ベアーズ」
6. 「イニシェリン島の精霊」
7. 「サントメール ある被告」
8. 「あのこと」
9. 「君は行く先を知らない」
10. 「Benediction（原題）」

ベスト長編デビュー作

1. 「aftersun／アフターサン」
2. 「サントメール ある被告」
3. 「私ときどきレッサーパンダ」
4. 「ナニー」
5. 「ムリナ」
6. 「君は行く先を知らない」
7. 「Emily the Criminal（原題）」
8. 「We're All Going to the World's Fair（原題）」
9. 「インスペクション ここで生きる」
10. 「Three Minutes: A Lengthening」

ベストオープニング

1. 「Showing Up（原題）」
2. 「Godland（英題）」
3. 「CLOSE／クロース」
4. 「De Humani Corporis Fabrica（原題）」
5. 「パシフィクション」