山崎育三郎×松本穂香のドラマ「リエゾン」に栗山千明、優しい心を持つ臨床心理士役

山崎育三郎が主演を務めるドラマ「リエゾン－こどものこころ診療所－」に、栗山千明が参加しているとわかった。

ヨンチャンと竹村優作による同名マンガをもとにした本作。児童精神科クリニックを舞台に、自らも発達障害を抱える院長と研修医のコンビが、さまざまな生きづらさを抱えた子供とその家族に向き合うさまが描かれる。山崎が「さやま・こどもクリニック」院長の佐山卓役、松本穂香が研修医の遠野志保役に起用された。

栗山は、臨床心理士の向山和樹（むかいやまかずき）を演じる。クールな印象だが誰よりも優しい心を持っており、佐山の一番の理解者としてサポートをしているキャラクターだ。クリニックに勤めながら小学校でスクールカウンセラーとしても働いており、子供たちと真摯に向き合っている。

栗山は「一見、感情が表に出ないクールな女性でもあるので、その内に秘めた熱意がちゃんと役として表現できたらいいなと思っています」と意気込む。そして「とてもハートフルなお話で、生きにくいと感じている方を少しでも生きやすくなるようにクリニックを通してサポートしていく中で、前向きになれたり、自分自身と向き合っていこうと思えたりする作品です」と視聴者に呼びかけた。

「リエゾン－こどものこころ診療所－」は、1月20日より毎週金曜にテレビ朝日系でオンエア。吉田紀子が脚本を手がけ、演出はYuki Saito、小松隆志、竹園元が担う。

金曜ナイトドラマ「リエゾン－こどものこころ診療所－」

テレビ朝日系 2023年1月20日（金）スタート 毎週金曜 23:15～24:15
※一部地域で放送時間が異なる

栗山千明 コメント

出演が決まったときの心境

最初に原作である漫画を拝見したのですが、今現在、関心が高まっている大切なことが描かれている作品で、とても魅了されました。お話自体もぐっと胸を掴まれるような、そんなハートフルなストーリーが沢山詰まっていて、実際にこれを私が演じさせていただけることに、とても光栄な気持ちになりました。映像としてどう描かれるのかとても楽しみですし、まだ「リエゾン」を知らない方々からどういう反響をいただけるのか、出来上がりを想像しながらワクワクしています。また、私自身この役を通してとても勉強になると思うことがストーリーの中に多く含まれていますので、そういった意味でも今作に挑めることが楽しみです。

向山和樹という役の印象

向山は、みんなを見守る優しいお姉さんというイメージがあります。さりげない優しさを見せる一方で、物事を客観的に見ていて、一見、感情が表に出ないクールな女性でもあるので、その内に秘めた熱意がちゃんと役として表現できたらいいなと思っています。たまたまなのですが、私はこのお話をいただく前から、今作のお話のような題材のドキュメンタリーを多く拝見していまして、そんな中、今作に携わることになったので、また改めて見直しながら、勉強というほどではありませんが少しずつ知識を身につけるようにしています。

山崎育三郎、松本穂香の印象

山崎さんとは、それこそ最初は二十数年前から共演していて、これまでも何度か共演させていただいているので、今回もとても安心しています。ただ、久々に一緒にお芝居をさせていただくので、佐山先生をどう演じられるのかを含め、とても楽しみですね。松本さんと一緒にお芝居させていただくのは初めてですが、原作漫画の雰囲気にぴったりだなと個人的に感じていました。可愛らしい遠野先生をどう演じられるのか、楽しみにしています。

視聴者へのメッセージ

センシティブなテーマで、見てくださる方の中には身構えてしまう方がいらっしゃるかもしれませんが、とてもハートフルなお話で、生きにくいと感じている方を少しでも生きやすくなるようにクリニックを通してサポートしていく中で、前向きになれたり、自分自身と向き合っていこうと思えたりする作品ですので、ぜひ楽しんで観ていただきたいなと思います。