本作は「スイミング・プール」の脚本家エマニュエル・ベルンエイムの自伝的小説をもとに、安楽死を望む父親に振り回される娘の葛藤を描いた作品。ユーモアと好奇心にあふれ、生きることを愛していた85歳のアンドレは、脳卒中で倒れたことにより体の自由がきかなくなったという現実を受け入れられず、人生を終わらせるのを手伝ってほしいと娘のエマニュエルに頼む。小説家のエマニュエルは父の気が変わることを望みながらも、合法的に安楽死を支援するスイスの協会とコンタクトを取ることに。一方、リハビリが功を奏し日に日に回復するアンドレは、孫の演奏会やお気に入りのレストランへ出かけ、生きる喜びを取り戻したかのように見えた。しかし、彼は楽しい旅行の日を決めるかのように娘たちに“最期の日”を告げる。
エマニュエルを「ラ・ブーム」などで知られる
「すべてうまくいきますように」は東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマほかで公開。
hideaki @hideaki1978
なんかみたいなこれ。 フランソワ・オゾン監督作が来年2月に公開、安楽死を望む父と娘の葛藤描く - 映画ナタリー - 最新ニュース https://t.co/IJrbamppYc