フランソワ・オゾン監督作が来年2月に公開、安楽死を望む父と娘の葛藤描く

8

120

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 21 64
  • 35 シェア

フランソワ・オゾンの監督作「すべてうまくいきますように」が2023年2月3日に全国で公開される。

「すべてうまくいきますように」

「すべてうまくいきますように」

大きなサイズで見る

本作は「スイミング・プール」の脚本家エマニュエル・ベルンエイムの自伝的小説をもとに、安楽死を望む父親に振り回される娘の葛藤を描いた作品。ユーモアと好奇心にあふれ、生きることを愛していた85歳のアンドレは、脳卒中で倒れたことにより体の自由がきかなくなったという現実を受け入れられず、人生を終わらせるのを手伝ってほしいと娘のエマニュエルに頼む。小説家のエマニュエルは父の気が変わることを望みながらも、合法的に安楽死を支援するスイスの協会とコンタクトを取ることに。一方、リハビリが功を奏し日に日に回復するアンドレは、孫の演奏会やお気に入りのレストランへ出かけ、生きる喜びを取り戻したかのように見えた。しかし、彼は楽しい旅行の日を決めるかのように娘たちに“最期の日”を告げる。

エマニュエルを「ラ・ブーム」などで知られるソフィー・マルソーが演じ、父のアンドレ役で「私のように美しい娘」のアンドレ・デュソリエが出演。母のクロードに「さざなみ」のシャーロット・ランプリング、エマニュエルの妹パスカルに「17歳」のジェラルディーヌ・ペラス、安楽死を支援する協会から派遣されてくる怪しげなスイス人女性に「ペトラ・フォン・カントの苦い涙」のハンナ・シグラが扮した。

「すべてうまくいきますように」は東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマほかで公開。

この記事の画像(全1件)

(c)2020 MANDARIN PRODUCTION – FOZ – France 2 CINEMA – PLAYTIME PRODUCTION – SCOPE PICTURES

読者の反応

  • 8

hideaki @hideaki1978

なんかみたいなこれ。 フランソワ・オゾン監督作が来年2月に公開、安楽死を望む父と娘の葛藤描く - 映画ナタリー - 最新ニュース https://t.co/IJrbamppYc

コメントを読む(8件)

リンク

関連商品

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 すべてうまくいきますように / フランソワ・オゾン / ソフィー・マルソー / アンドレ・デュソリエ / シャーロット・ランプリング / ジェラルディーヌ・ペラス / ハンナ・シグラ の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。