「森田芳光70祭2022」始動、ニューヨークでのレトロスペクティブ上映が決定

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森田芳光70祭(ななじゅっさい)2022」が始動。森田芳光のレトロスペクティブ上映が12月2日から11日にアメリカ・ニューヨークのリンカーンセンターとウォルター・リード・シアターで行われる。

左から「森田芳光70祭2022」ポスター、森田芳光。(c)ニューズ・コーポレイション

左から「森田芳光70祭2022」ポスター、森田芳光。(c)ニューズ・コーポレイション

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「家族ゲーム」 (c)1983 日活/東宝

「家族ゲーム」 (c)1983 日活/東宝[拡大]

ニューヨークでのレトロスペクティブでは「の・ようなもの」「(本)噂のストリッパー」「家族ゲーム(4Kデジタルリマスター版)」「ときめきに死す」「メイン・テーマ」「それから」「キッチン」「(ハル)」「失楽園」「39-刑法第三十九条-」「黒い家」「間宮兄弟」を上映。2日から4日は森田の妻であり映画プロデューサーの三沢和子が現地登壇する。

「それから」 (c)東映

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「未来の想い出・Last Christmas」 (c)光和インターナショナル

「未来の想い出・Last Christmas」 (c)光和インターナショナル[拡大]

また、日本国内では大阪のシネ・ヌーヴォで11月19日から12月2日に「ライブイン茅ヶ崎」「家族ゲーム」「それから」「悲しい色やねん」「キッチン」「未来の想い出・Last Christmas」を上映。三沢のほか、リトルモア代表で映画プロデューサーの孫家邦、書籍「森田芳光全映画」の編集を担当した加藤基、元森田組助監督の堀口正樹RHYMESTER宇多丸が登壇する。

「そろばんずく」 (c)フジテレビジョン/ニッポン放送/A to Z

「そろばんずく」 (c)フジテレビジョン/ニッポン放送/A to Z[拡大]

東京・新文芸坐でも12月17日、18日に「それから」「そろばんずく」「未来の想い出・Last Christmas」「(ハル)」を上映。宇多丸、三沢らがトークを行う予定だ。さらに2023年にもシネ・ヌーヴォ、新文芸坐、愛知・ミッドランドスクエア シネマ、広島・福山駅前シネマモード、フランス・パリ、韓国・ソウルほかで上映が行われる。

三沢和子(ニューズ・コーポレイション / 森田芳光事務所)コメント

2021年に森田の一年遅れの70歳誕生日と書籍「森田芳光全映画」、「コンプリートの・ようなもの Blu-rayボックス」発売を記念し、各地で開催致しました上映イベントは、お陰様で沢山の方々にご覧頂き、森田映画が今も古くなっていない事、現代の観客にも感動して頂ける事がわかり、大変嬉しかったです。それと同時に驚いたのは観客の殆どが初見であった事です。
せっかくデジタル素材が出来たので、森田映画がこれからの若い方にも見て頂けるよう、いつまでも忘れられる事のないよう、今後も毎年各地で上映を続けて行く所存です。
また、3年前から国際交流基金とともに進めて参りました海外での森田特集上映企画も、コロナによる遅れを乗り越え、まずは第一弾として今年12月にニューヨークに於いて、フィルム・アット・リンカーンセンターとの共催が決定しました。
どうぞ皆様ご支援の程よろしくお願い申し上げます。

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新文芸坐 @shin_bungeiza

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