本作の舞台は兵庫・明石。期待も未来もなく単調な日々を過ごしていた若者コウは、地元で圧倒的な存在感を放つバンドマン・ヒー兄と出会う。強引なヒー兄のペースに巻き込まれ、彼の弟キラとバンドを組むことになったコウ。人生の輝きを取り戻していく中、ヒー兄が突然この世を去ってしまう。
コウ役で富田、ヒー兄役で
なお「i ai」は第35回東京国際映画祭のアジアの未来部門に出品され、10月25日にワールドプレミア上映される。
マヒトゥ・ザ・ピーポー コメント
耳をすませば潮騒の向こうから聞こえてくる鼻歌、ギターアンプの真空管が焦げる匂い、
そう、わたしたちはたしかにそこにいた。
一夏を駆けて集めた記憶たちがいよいよ旅立とうと窓枠に立つ。
東京国際映画祭のレッドカーペットの前に震える足元を見て、大丈夫だよと声をかける。
記憶はちゃんと記録としてフィルムに焼き付いた。
この映画をバンドの道にわたしたちを引きずり込んだあの人に捧げる。
通り過ぎていった海風に捧げる。
これからあなたが何度となく経験するであろう
おはようと同じ数だけやってくるさよならに捧ぐ。
マヒトゥ・ザ・ピーポーの映画作品
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主題歌はThird summer of love☺️ https://t.co/MageU61x39