マヒトゥ・ザ・ピーポー監督作「i ai」公開決定、富田健太郎や森山未來のコメント到着

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マヒトゥ・ザ・ピーポーGEZAN)が初監督を務めた映画「i ai」の劇場公開が決定。YouTubeで本予告が公開され、富田健太郎森山未來らのコメントも到着している。

「i ai」場面写真

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「i ai」場面写真

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兵庫・明石を舞台にした本作は、単調な日々を過ごしていた若者コウが、地元で圧倒的な存在感を放つバンドマン・ヒー兄と出会う物語。強引なヒー兄のペースに巻き込まれ、バンドを組んだコウは人生の輝きを取り戻していく。しかし、メジャーデビュー目前のとき、ヒー兄は突然この世を去ってしまう。数年後、バンドを放棄してサラリーマンになっていたコウの前にヒー兄の幻影が現れる。

「i ai」場面写真

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約3500人の大規模オーディションから抜擢された富田がコウ役で主演。森山がヒー兄を演じたほか、さとうほなみがヒー兄の恋人るり姉、堀家一希がヒー兄の弟でコウとバンドを組むキラに扮している。イワナミユウキKIENK-BOMBコムアイ知久寿焼大宮イチ吹越満永山瑛太小泉今日子も出演。写真家の佐内正史が撮影監督、マンガ家の新井英樹が劇中画を担っている。

「i ai」メイキング写真

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本予告はコウがヒー兄にギターを教わるシーンから始まる。ヒー兄の「これで世界が変わんねんで」というセリフやバンド活動をするコウの姿、ヒー兄が自分のこめかみに拳銃を突きつける場面などが収められた。加えて、このたび場面写真、メイキング写真が一挙解禁されている。

富田は「2年半前の明石の海の匂い、深夜に一人徘徊した公園、子供達のアンコールの声、ギターの炸裂音、叫んだ屋上、全ての瞬間が今でも鮮度を保ったまま心に残っています。『i ai』の夏、最高だったな」と振り返り、森山は「マヒトの詩的でプリミティブな作家性に溢れた処女作に関われたことを、おもしろおかしく思ってます」と述懐。さとう、堀家、永山、小泉、マヒトゥ・ザ・ピーポーによるコメントも下部に記した。

パルコ配給の「i ai」は、3月8日より東京・WHITE CINE QUINTO(ホワイト シネクイント)ほか全国で順次ロードショー。2022年の第35回東京国際映画祭ではアジアの未来部門に正式出品されていた。

映画「i ai」本予告

富田健太郎 コメント

「i ai」の劇場公開が決まりました。
あの夏をいよいよ皆さんに観てもらえるのかと思うと感慨深いものがあります。
2年半前の明石の海の匂い、深夜に一人徘徊した公園、子供達のアンコールの声、ギターの炸裂音、叫んだ屋上、全ての瞬間が今でも鮮度を保ったまま心に残っています。
「i ai」の夏、最高だったな。
紛れもなく人生の青春です。
皆さんにこの作品を届ける事が出来ること、本当に嬉しく思っています。
これから出逢える皆さんに心からの感謝を込めて。
多くの人に「i ai」が届きますように。

森山未來 コメント

いつかの夏の終わりに撮影した「i ai」。
細かな記憶は少しずつ薄れてきてはいるけれど、あの時間が僕に与えたインパクトは今でも明確です。目を瞑って立ち上がってくるイメージは、どこまでも突き抜けた、真っ赤な青。マヒトの詩的でプリミティブな作家性に溢れた処女作に関われたことを、おもしろおかしく思ってます。
映画でしか生まれることのなかった世界です。映画館で体験しなければ意味はないかと。

堀家一希 コメント

初めまして、ヒー兄の弟、キラ役で出演しております、堀家一希です。
本作では誰かとの出逢い、別れ、言葉には出来ない一瞬の美しさが、景色と共に切り取られています。
僕自身も本作を通して会えなくなった人、これから出逢う人に想いを馳せる、良い機会になりました。
是非皆様もスクリーンで経験していただきたいです。

さとうほなみ コメント

ヒーの存在が大きすぎる。この物語の中での彼の生き様は、側から見て、すごく突飛で不安定で格好良くて羨ましくて掛け替えがない。そんな彼と共に生きられたことを幸せに思いました。この世界に於いての、音楽とひととのある種暴力的な関わりが何故か心地いい。出会えて良かった。

永山瑛太 コメント

マヒトゥ監督と2人で試写を観ました。
やられてしまいました。
物心ついてから自分の内側と外側で起きている、言語化出来ない、得体の知れない行き来する何かが、この作品から溢れ出ているのを皮膚から吸収してしまった。
これが観たかったんだ。。
昨今の不調和な世界に照射した赤い光「i ai」は、
皆様にどんな具合で届くのか楽しみでしかたがない。

小泉今日子 コメント

儚くて、激しくて、美しいこの映画に参加できて嬉しかったです。

マヒトゥ・ザ・ピーポー コメント

やっと公開が決まりました。
これは咳を我慢し、つられて季節も息をとめたとある夏、愛しき仲間と生傷を絶やさず駆け抜けた生きることについての物語です。
なぜ人は記録するのか? 人はなぜ永遠に対して挑戦するのか? その答えを映画というフォーマットでしかすくいとれない瞬間の連続が肯定している。生きてる時間の中で死を生かそうとする試み、その痕跡が詩を呼び込む。
i ai、相逢、もう一度逢う。ううん、何度でも真実に会おう。わたしは映画という嘘の時間の中でたどり着いた本当がお守りのように、未来を照らすことを知っている。この正しく混乱した118分が歪んだ現実をサバイブする武器になることを確信している。

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(c)STUDIO BLUE

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tAk @mifu75

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