仲野太賀がクセ者従業員に翻弄される、旅館舞台のシットコムで金子茂樹と再タッグ

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仲野太賀が主演を務める土曜ナイトドラマ「ジャパニーズスタイル」が、テレビ朝日系で10月にスタートする。

「ジャパニーズスタイル」ビジュアル(ロゴあり)

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テレビ朝日初の本格シットコムとなる本作は、さびれた温泉旅館・虹の屋の玄関とロビー、従業員室、大浴場の入口、エレベーターという限られた空間で繰り広げられる群像劇。主人公は虹の屋の3代目である父親に反発し家を飛び出すも、うだつの上がらない日々を送っていた柿丘哲郎だ。劇中では哲郎が実家の窮地を救うため10年ぶりの帰宅を果たすも、虹の屋は100年の伝統を誇る老舗旅館の品格やサービスが完全に消え失せ、一筋縄ではいかない従業員の吹き溜まりと化していた。

持ち前のクズっぷりを見せながらも、クセ者従業員たちに翻弄される哲郎役で仲野が出演。ドラマ「俺の話は長い」「コントが始まる」の金子茂樹が脚本を手がけ、ドラマ「にじいろカルテ」「和田家の男たち」の深川栄洋が監督を務める。

仲野は「舞台だと稽古期間があり時間をかけてセリフを入れていくのですが、今回はそういう時間もなく、毎話、ほぼ本番一発勝負なので、まずは、セリフを覚えられるか不安です(笑)」と述べ、「以前、金子茂樹さん脚本のドラマ(『コントが始まる』)に出演させていただいたこともあり、きっと今回も素敵なお話を書いてくださるのだろうなと楽しみです。実際に、台本を読ませていただきましたが、とても面白くて、これを余すところなく、自分の身体を通して表現できたらいいなと思っています」と語った。

金子は「仲野太賀さんに対しては、愛くるしい室内犬と凶暴な野良犬の両面があって、どっちの針も振り切れているようなイメージを持っています。それでいてシリアスな中に笑いが含んでいたり、コメディの中に悲哀が混ざっているような表現も抜群に上手いので、以前、ドラマでご一緒した時も『台本を超えられたなぁ』と思うことが度々ありました。今回も楽しみでしかありません」と期待を込めている。

「ジャパニーズスタイル」は毎週土曜23時30分よりオンエア。

土曜ナイトドラマ「ジャパニーズスタイル」

テレビ朝日系 2022年10月スタート 毎週土曜 23:30~24:00

仲野太賀 コメント

珍しいコンセプトで、チャレンジングなドラマになると思うので、初めてお話をいただいた時はとてもワクワクしました。おそらく僕だけではなく、キャスト、スタッフのみなさんも初めての経験が多くなると思うので、みんなで力を合わせて頑張りたいです。
《シットコム》は、これまでにもアメリカの作品などを観て楽しんできましたが、今回は外国の作品の言い回しや雰囲気を真似るのではなく、自分たちが作り出せるもので勝負し、土曜日の夜に気楽に観れるドラマになるといいなと思っています。本作は、舞台とも違いますし、通常のドラマ撮影とも違うものになると思います。今まで経験したことがないことにチャレンジするということに、とても興味が湧いています。
舞台だと稽古期間があり時間をかけてセリフを入れていくのですが、今回はそういう時間もなく、毎話、ほぼ本番一発勝負なので、まずは、セリフを覚えられるか不安です(笑)ちゃんとセリフを自分の中に入れて、自由に思うがままにぶつかっていきたいです。
以前、金子茂樹さん脚本のドラマ(『コントが始まる』)に出演させていただいたこともあり、きっと今回も素敵なお話を書いてくださるのだろうなと楽しみです。実際に、台本を読ませていただきましたが、とても面白くて、これを余すところなく、自分の身体を通して表現できたらいいなと思っています。
ノンストップ撮影という緊張感と臨場感……怖いもの観たさと言いますか、そういう気持ちで観てもらえたらいいなと思いますが……普段のドラマを観る感覚とはまた違う感じで、「コイツ、こんなところで失敗してる!」とか、そういう部分もニヤニヤしながら楽しんでもらえたら嬉しいですね。

金子茂樹 コメント

今回、“シットコムドラマ”に初挑戦させていただきます。脚本に関して、《温泉旅館のロビー》という限定された空間の中で話を展開させないといけないので、会話の緩急や人の出入りなど飽きさせない為のアクセントやリズムには通常のドラマ以上に気を遣っているかもしれません。他にも大変なことをあげたらキリがないのですが、これを演じる役者さんの大変さに比べたら屁でもありませんので、一日でも一時間でも早く台本をお渡しできるよう必死に書いております。
主演の仲野太賀さんに対しては、愛くるしい室内犬と凶暴な野良犬の両面があって、どっちの針も振り切れているようなイメージを持っています。それでいてシリアスな中に笑いが含んでいたり、コメディの中に悲哀が混ざっているような表現も抜群に上手いので、以前、ドラマでご一緒した時も「台本を超えられたなぁ」と思うことが度々ありました。今回も楽しみでしかありません。
脚本家になった頃から「いつかこういうことができたらなぁ」と思っていたことをやらせて貰える機会に恵まれ、しかも(まだ言えませんが)素晴らしい役者さんたちにもお集まりいただき、喜びと焦りを交互に噛みしめながら日々台本と向き合っております。日本のどこかにいる中学2年生とか高校1年生ぐらいの子がたまたま見て「テレビっておもしれぇな」って思ってくれたら最高ですね。

竹園元(テレビ朝日プロデューサー)コメント

待望の金子茂樹さん脚本・オリジナル新作! 主演は、圧倒的な演技力で飛ぶ鳥を落とす勢いの当代きっての若手実力派俳優・仲野太賀さん! ドラマファンにとって絶対見逃せないドラマがいよいよ誕生します。しかも、監督は「生ドラマに挑戦したかった」という深川栄洋監督。ライブ感満載のシットコム(シチュエーションコメディ)に挑戦するのは、もはや運命だったのかもしれません。
曲者だらけの愛すべきキャラクターが巻き起こすドラマ「ジャパニーズスタイル」は、今だからこそ「テレビの面白さ」を追求し、さらに「テレビの枠」を飛び出してしまおうというチャレンジ企画です。「懐かしくも新しい」「何が飛び出てくるかわからない」……全世代の方々に楽しんでいただける<ドラマ>に、是非ご期待ください!

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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u

“テレビ朝日初の本格シットコムとなる本作は、さびれた温泉旅館・虹の屋の玄関とロビー、従業員室、大浴場の入口、エレベーターという限られた空間で繰り広げられる群像劇” 脚本は金子茂樹!/仲野太賀がクセ者従業員に翻弄される、旅館舞台のシットコムで金子茂樹と再タッグ https://t.co/Y7bb6riyuz

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