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大きな歓声を浴びながらステージに上がった永野は「本当に、観て後悔しない作品ができたと自信を持って言えます」と作品の完成度に胸を張り、「私のファンの方はもしかしたら衝撃を受けるかもしれません」といたずらっぽく笑う。奈緒は「この作品の話をいただいたときから、映画が完成して芽郁ちゃんと舞台挨拶をする日を夢見ていました。皆さんの姿を見て、今、夢を叶えてもらっている気持ちです」と感慨深げに客席を見回した。
タナダは「答えなんかないのに突き進もうとするシイノの姿が、私にとってはすごくかっこよかった」と原作の魅力を言葉にしていく。そしてメインの配役については「お芝居がすごい人じゃないと話にならないと感じた」と前置きして「芽郁ちゃんの名前が挙がったときに、やってくれたらすごいなと思ってオファーしました」「マリコは、シイノの原動力になりうるお芝居ができる人じゃないと。そういった力を借りられる人として、奈緒ちゃんが浮かびました」と2人に言及する。なお彼女たちがプライベートでも親しいと知らない段階での起用だったそうで、それを聞いた2人は「すごーい!」と声をそろえて驚いた。
続いて、注目してほしいシーンを尋ねられた永野は「全部なんだよなあ……」と考え込んだあと、「シイノとマリコは、体が隣にいなくても、心はずっと一緒にいる。それがちゃんと描けていると思いますし、皆さんにも感じ取ってほしい。私はすっごい映画に出たんだなあと自信をもらえた作品です」と答える。奈緒は「シイちゃんがマリコを連れ出してくれた瞬間は、すごく好きな場面の1つです。マリコにとってシイちゃんがどんな存在だったかがワンシーンにぎゅっと閉じ込められています」としみじみと話し、「『きっとこれは誰かを救ってくれる作品だ』と感じるような映画になりました」と続けた。
「マイ・ブロークン・マリコ」は、9月30日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。
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Chiaki @ Dorama World ドラマワールド @doramaworld
Completion screening event of new movie "My Broken Mariko" at Iino Hall on 23 Aug 2022 - Nagano Mei & Nao; showing in cinemas from 30 Sep 2022
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