「マイ・ブロークン・マリコ」ファンタジア国際映画祭で最優秀脚本賞に

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タナダユキが監督、永野芽郁が主演を務めた「マイ・ブロークン・マリコ」が、カナダ・モントリオールで行われたファンタジア国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞した。

「マイ・ブロークン・マリコ」ポスタービジュアル

「マイ・ブロークン・マリコ」ポスタービジュアル

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平庫ワカの同名マンガをもとにした本作では、鬱屈した日々を送るOL・シイノトモヨが亡くなった親友・マリコの魂を救うため、遺骨を強奪して旅に出るさまが描かれる。永野がシイノ、奈緒がマリコを演じ、窪田正孝尾美としのり吉田羊も参加した。

脚本を担当した向井康介は「正式な公開前から嬉しい驚きをありがとうございます。脚本というものは映画が完成されて初めて“作品”として存在を許されます。企画成立に尽力くださった監督以下スタッフ・キャストの皆様と喜びを分かち合いたいです」と心境をつづる。向井とともに脚本を手がけたタナダは「海外でもこの作品の持つさまざまなエネルギーがスクリーンを通して伝わったのだと感じ、映画はやはり世界共通なのだなと噛み締めています。たとえ文化や言語が違っても、想いが伝わることは希望でしかありません」とコメントした。なお同映画祭は8月3日まで開催される。

「マイ・ブロークン・マリコ」は、9月30日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。

向井康介 コメント

正式な公開前から嬉しい驚きをありがとうございます。脚本というものは映画が完成されて初めて“作品”として存在を許されます。
企画成立に尽力くださった監督以下スタッフ・キャストの皆様と喜びを分かち合いたいです。
そして何よりも原作者の平庫ワカさんに深く感謝いたします。作家の命である原作を預けてくださったこと、心より御礼を申し上げます。

タナダユキ コメント

個人的には初めて脚本での賞をいただけたことは素直に嬉しいですが、これは素晴らしい原作と、共同脚本の向井さんはじめ最高のスタッフとキャストのおかげであり、間違いなく関わった全員でいただいた賞です。
海外でもこの作品の持つさまざまなエネルギーがスクリーンを通して伝わったのだと感じ、映画はやはり世界共通なのだなと噛み締めています。たとえ文化や言語が違っても、想いが伝わることは希望でしかありません。その希望に気づかせてもらえたこの賞に感謝しつつ、シイノやマリコの見た絶望やその中から見出した希望が、多くの人に届くことを願ってやみません。

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(c)2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会

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ʟᴀʟᴀɪɴᴇ ▪ ɪɴᴛᴏ ᴛʜᴇ ʙᴏʀᴅᴇʀʟᴀɴᴅs ♥️ @yullaineedesu

The live–action film “My Broken Mariko” starring Nagano Mei won the Best Screenplay Award at the 2022 Fantasia International Film Festival held in Montreal, Canada.

Showing on cinemas from September 30, 2022.

https://t.co/oj53vFd3cr https://t.co/UDumw8B0Kt

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