AIロボットが残した愛おしい秘密、A24製作「アフター・ヤン」の予告解禁

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A24が製作に携わった「アフター・ヤン」の予告編がYouTubeで解禁された。

「アフター・ヤン」

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「アフター・ヤン」

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AIロボットが家族の一員として暮らす近未来を舞台とする本作。茶葉の販売店を営むジェイク、妻のカイラ、幼い養女ミカ、そして動かなくなったAIロボット・ヤンの物語が描かれる。小津安二郎を敬愛するコゴナダが監督を務め、ジェイクをコリン・ファレル、カイラをジョディ・ターナー=スミス、ミカをマレア・エマ・チャンドラウィジャヤ、ヤンをジャスティン・H・ミン、物語の鍵を握る謎めいた女性をヘイリー・ルー・リチャードソンが演じた。

「アフター・ヤン」

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予告編は、ヤンが故障するシーンからスタート。「修復は無理だ」と告げられたジェイクがヤンの記憶映像を再生する場面、「AIロボットが残した、愛おしい秘密」というフレーズなどが映し出される。

坂本龍一

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Aska Matsumiya

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テーマ曲を作曲した坂本龍一は「コゴナダのvideo blogは以前からよく見ていました。それらはとても素晴らしいもので、小津への愛が尋常ではないことがよく伝わります」「彼の前作『Columbus』はとても静かで美しい映画でしたので、今作にも期待していました。関わることができて幸せです」とコメント。劇伴を手がけたAska Matsumiyaは「未来に必要なのは人間らしさであり、原点回帰である、という逆説的な意味合いを込めて、チェロやピアノといった人間味のある楽器を、未来的なシンセ音やAIで作ったバリエーションと混ぜていきました」と音楽制作を振り返った。

「アフター・ヤン」は10月21日に東京・TOHOシネマズ シャンテほかで公開。

坂本龍一 コメント

コゴナダのvideo blogは以前からよく見ていました。それらはとても素晴らしいもので、小津への愛が尋常ではないことがよく伝わります。
その点で非常に興味をもっていましたし、一度LAでコンサートをした時にお会いしたことがあり、とても好印象を持ちました。
彼の前作「Columbus」はとても静かで美しい映画でしたので、今作にも期待していました。関わることができて幸せです。

Aska Matsumiya コメント

コゴナダ監督とは「新しく、近未来的でありながら、人間味のある音楽にしたい」と話し合いました。未来に必要なのは人間らしさであり、原点回帰である、という逆説的な意味合いを込めて、チェロやピアノといった人間味のある楽器を、未来的なシンセ音やAIで作ったバリエーションと混ぜていきました。
初めてRyuichiの音楽を映像と合わせて聴いた時、とても感動しました。観客の感情をヤンと共にリアルタイムで変えていくため、彼はコードの間の空間を絶妙に配置しています。加えて、段々と移り変わっていく和音の繊細さと力強さ。まさに完璧です。

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AIロボットが残した愛おしい秘密、A24製作「アフター・ヤン」の予告解禁(コメントあり)テーマ曲:坂本龍一
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