アニエス・ヴァルダ監督作「冬の旅」の2K修復版が公開

アニエス・ヴァルダ監督作「冬の旅」の2K修復版が、10月下旬より東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開されることがわかった。

2019年3月に90歳で死去したヴァルダ。1985年製作の「冬の旅」では、凍死体として発見された少女モナの数週間の足取りを描いた。ヴァルダは本作で第42回ヴェネツィア国際映画祭の最高賞・金獅子賞を受賞し、主演のサンドリーヌ・ボネールは第11回セザール賞の主演女優賞を手にした。

今回上映される素材は、ヴァルダとともに撮影監督を務めたパトリック・ブロシェが2014年に監修したものとなる。