数々の映画音楽を手がけたミシェル・ルグランに迫るドキュメンタリー、9月に公開

フランスの作曲家ミシェル・ルグランのドキュメンタリー「Il était une fois Michel Legrand」が、「ミシェル・ルグラン 世界を変えた映画音楽家」の邦題で9月19日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開される。

「シェルブールの雨傘」「ロシュフォールの恋人たち」など数々の映画音楽を手がけ、2019年に死去したルグラン。本作ではルグランのこれまでの軌跡をたどりながら、彼が2018年12月にフィルハーモニー・ド・パリで行った“人生最後の公演”に臨む姿をつづる。

音楽家や映画監督、ルグランの家族たちのインタビューが映し出されるほか、「女と男のいる舗道」「5時から7時までのクレオ」「華麗なる賭け」「レ・ミゼラブル」「愛のイエントル」などルグランが携わった30作品以上の名場面を収録。16mmカメラで撮影された若き日のルグランの秘蔵映像なども楽しめる。

アニエス・ヴァルダ、ジャック・ドゥミ、カトリーヌ・ドヌーヴ、バンジャマン・ルグラン、クロード・ルルーシュ、バーブラ・ストライサンド、クインシー・ジョーンズ、ナナ・ムスクーリが出演。デヴィッド・ヘルツォーク・デシテスが監督を務めた。本作のムビチケオンラインは、本日6月6日10時に発売される。