伊藤智之の新作「よく晴れた日のこと」公開、ドライブデートが思わぬ事態に

「短編特集 悪魔の舞を手に入れし者 -四畳半三部作-」で知られる監督・伊藤智之の新作「よく晴れた日のこと」が、9月17日より東京の池袋シネマ・ロサで2週間上映されることがわかった。

本作は、主人公が意中の人にプロポーズをしようと後輩カップルを巻き込んでドライブデートに出かけるところから物語が展開。彼らが楽しい時間を過ごす中、謎の男の出現により事態は思わぬ方向へと進んでいく。主演の師岡広明をはじめ、菅原雪、田中爽一郎、大田路、今井慶が出演した。YouTubeでは予告編が公開中。

「よく晴れた日のこと」は大阪・シアターセブンで10月8日から3日間、愛知・刈谷日劇でも10月28日から1週間上映される。各地で監督・出演者の舞台挨拶や、ゲストを招いたトークイベントが行われる予定だ。

師岡広明 コメント

この度、この映画が公開されますことを心より嬉しく思います。今回、役作りのために、約半年間の肉体改造を行いました。そうして、衣装合わせで監督に会ったら、役のイメージと違うと言われ、そこからさらに半年かけて、元の体形に戻しました。今、日本でこれだけの長期間、役作りにあてた作品は無いと思います。伊藤監督が細部に至るまで徹底的にこだわり抜いたこの作品をぜひご覧くださいませ。

伊藤智之 コメント

このコメントを書こうと思った時に思い浮かんだのは、よく晴れた青空に浮かぶこの映画に関わってくれた全ての方々の顔でした。笑顔に真顔、お澄まし顔に驚いた顔、あれあれ、あんな顔やこんな顔まで。まぶしいです。この中の1人でも欠けたらこの映画は出来ませんでした。本当にありがとうございました。次にこの青空キャンパスを思い浮かべた時には、映画を見てくれた皆さんの顔が浮かぶと嬉しいです。ぜひ劇場にお越し下さい、心よりお待ちしております。

横浜聡子 コメント

よく晴れた日の、いかにも牧歌的な雰囲気のゆるやかな物語かと思って油断していたら、突然画面にみなぎる緊張感に呼吸が止まる瞬間が幾度かあった。なんとも不思議な体験だった。