「退屈な日々にさようならを」などに出演した
女優・なつめの自殺と彼女の周りに遺された者の運命を描いた、猫目による一連の監督作「つま先だけが恋をした」「突き射す」「花に問う」の続編であり最終章となる本作。なつめの幼なじみであり東京・下北沢の古本屋で働く文作と、その親友で栃木・鹿沼で生活する幸之助は、彼女の死をきっかけにばらばらになり、喪失感を抱えて過ごしていた。そんなある日、文作のもとになつめの最後の映像記録と彼女がつづったノートが届く。
文作を「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」や舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」に出演する
このたびYouTubeで公開された映像には、なつめがカメラに向かって話す映像を観る幸之助の姿や、彼が「なつめさん、今幸せかな?」とつぶやくシーンなどが収められた。本作を鑑賞した映画監督の
藤原季節(俳優)コメント
友人との間に喪失が横たわっている。
彼らはその深淵に身を沈めるけれど、
沈んでゆくほど自分たちが深く繋がっていることを知る。
安易な絶望でも希望でもなく、人が生きていく話。
日常の会話が尊く光った。
宇賀那健一(映画監督)コメント
猫目監督はすごい作家だと思う。
自分が考えていることを誠実に作品にして、
且つそれを定期的に更新し続けるんだから。
これはきっと猫目監督自身の日記であり、
観客への手紙なのだと思う。
そして、僕は猫目監督が「死」を扱ったことにより、
僕もまるで自分の「死」について深く考えこんでしまった。
とても良い映画なので、沢山の方に観てもらいたいです。
猫目はち コメント
誰もが輝くために生まれてきたはず。
それを私は知りたかった。
初めての劇場公開がこの作品になれたこと、とても嬉しく思います。
生きるということは何か、失くしたものとは何かそれでも生きるという意味はあるのか。
劇場でお待ちしています。
イトウハルヒ @sakana_dot
7月1日〜7日です。
初夏に似合う映画です。
ぜひともご覧くださいませ https://t.co/EpnbjA0VTy