「拾われた男」井川遥、松尾諭、柄本明、ベンガル、綾田俊樹、塚本晋也が本人役で出演

俳優・松尾諭の同名エッセイをもとにしたドラマ「拾われた男」の追加キャストが発表された。

売れない役者・松戸諭が自販機の下に落ちていた1枚の航空券を拾ったことをきっかけに、運と縁の力でサクセスしていくさまを描いた本作。上京して役者を目指す主人公・諭を仲野太賀、諭の兄・武志を草なぎ剛、諭の運命の女性・比嘉結を伊藤沙莉が演じる。映画「百円の恋」「喜劇 愛妻物語」の足立紳が脚本を手がけ、連続ドラマ小説「あまちゃん」の井上剛が監督を務めた。

このたび発表された追加キャストは井川遥、松尾諭、柄本明、ベンガル、綾田俊樹、塚本晋也の6人で、いずれも本人役で出演。松戸諭を拾う芸能事務所・FMCの売れっ子癒やし系女優として出演する井川は「もちろん、まわりのキャストの方の中で浮くだろうなぁ、無理があるだろうなあと思いました。でもこれは原作と違って“ドラマはフィクションです！”と乗せられて笑。自分であって、ある意味破茶滅茶でいいんだな、と受け取って（笑）演じようと思いました。実際のところかなり寄せているところとフィクションが入り混ざり…仕上がりはどんなことになっているのか怖いような楽しみのような気持ちです」とコメントしている。

松尾諭は松戸諭の“物語”の原作者として劇中で物語を書いていく“転がし役”として出演。柄本、ベンガル、綾田は松戸諭が上京して初めてオーディションを受ける劇団東京乾電池の結成メンバーにしてオーディションの審査員を演じる。柄本は「松尾諭さんとは近所に英会話できる空間があって、そこで挨拶をして、ちょこっとお会いしたことあります」と、原作者・松尾との縁を明かした。また塚本は諭がアルバイトをするビデオレンタルショップ「TATSUYA」渋谷店の客という役どころだ。

「拾われた男」は6月26日よりディズニープラスの「スター」で見放題独占配信される。

※草なぎ剛のなぎは弓へんに前の旧字体、その下に刀
※塚本晋也の塚は旧字体が正式表記