「海辺の彼女たち」藤元明緒らが映画祭に参加する理由など語るセミナー開催

Web番組「活弁シネマ倶楽部」と映画応援コミュニティ「DOKUSO映画館」がタッグを組む次世代映画人育成プロジェクト「HITOKADO（ヒトカド）」による「HITOKADO 映画製作セミナー ～インディーズ映画を作って届けるまで～」の第2回が、4月10日に開催される。

映画製作に関心がある人々に向けた本セミナー。4月1日に行われた第1回には、大島渚賞を受賞した「海辺の彼女たち」の監督・藤元明緒と同作のプロデューサー・渡邉一孝が講師として登場し、「自主配給宣伝の手順」をテーマにトークを繰り広げた。

第2回のトークテーマは「映画祭に参加する理由と活用方法」。藤元、渡邉に加え、上海国際映画祭のプログラマーでもある映画ジャーナリストの徐昊辰がゲストとして登場する。徐は「2020年第15回大阪アジアン映画祭で、初めて藤元明緒監督と渡邉一孝プロデューサーと会った時、お二方の映画に対する情熱にとても感動しました」と述べ、「藤元組の作品『僕の帰る場所』『海辺の彼女たち』は、国籍や国境の境界を越えて、アジア、更に全世界に発信しています。世界の映画界の最前線で活躍している藤元組は、日本映画界における新たな可能性を開いています。今回は、アジア映画界の動向、最新の映画祭事情などを含め、お二方とお話しできれば幸いです」とコメントした。

セミナーは東京・化学会館で実際に参加できるほか、オンライン配信での視聴も可能だ。会場での参加希望者は4月10日12時まで「DOKUSOスクール」のサイトにて税込5000円でチケットを購入することができる。オンライン配信のチケットは同日13時半まで「DOKUSO映画館」公式サイトで、GOLDプラン税込1800円、WHITEプラン税込2000円で販売。応募条件、注意事項などの詳細は「DOKUSOスクール」で確認を。