中井貴一の主演作「大河への道」本予告公開、玉置浩二が書き下ろした主題歌を収録

中井貴一が主演を務める「大河への道」の本予告がYouTubeで公開された。

立川志の輔の新作落語をもとにした本作。千葉県香取市役所の総務課に勤める池本保治は観光振興策を検討する会議で意見を求められ、郷土の偉人を主人公とする大河ドラマの実現というアイデアをひねり出す。香取市には日本で初めて精密な全国地図を作った人物・伊能忠敬がいた。池本のアイデアは採用されるが、企画を進めるうちに、忠敬が地図を完成させていなかったという事実が明らかになる。その背景には地図を完成させるため、忠敬の弟子たちが命を懸けて取り組んだ隠密作戦があったのだった。

中井が池本 / 天文学者・高橋景保を演じ、松山ケンイチ、北川景子、岸井ゆきの、和田正人、田中美央、溝口琢矢、原作者でもある志の輔、西村まさ彦、平田満、草刈正雄、橋爪功もキャストに名を連ねた。脚本を手がけたのは大河ドラマ「おんな城主 直虎」の森下佳子。「二度めの夏、二度と会えない君」の中西健二が監督を務めた。

本予告では、玉置浩二が書き下ろした主題歌「星路」（みち）が流れる。玉置は「コメント等はあまり得意ではないので、上手く言えませんが、微力ながら、僕の歌が映画『大河への道』を少しでも照らすことが出来たなら、嬉しく思います。映画の御成功、心からお祈りしています」と述べている。

「大河への道」は5月20日に全国で公開。