柄本佑「ミステリと言う勿れ」で菅田将暉と共演、記憶失った爆破予告犯に扮する

柄本佑が、菅田将暉主演のフジテレビ系ドラマ「ミステリと言う勿れ」第4話に出演する。

田村由美のマンガをもとにした本作は、菅田扮する大学生・久能整が淡々と事件の謎や人の心の闇を解きほぐしていくミステリー。菅田のほか伊藤沙莉、尾上松也、筒井道隆、遠藤憲一らもキャストに名を連ねた。

柄本が演じたのは、都内で発生した爆破予告事件の犯人。謎の暗号とともに爆弾の設置場所をネット上に予告するが、その最中に交通事故に巻き込まれて記憶を失う男だ。

柄本は「とってもすがすがしい気持ちにさせられるというか、ステキな役者さん」と、「アルキメデスの大戦」でも共演した菅田の魅力を語る。そして「爆弾を仕掛けつつも“止めて欲しい”思いもどこかであってというようなあんばいも監督とも話し合いながらやりましたね。ただ基本的には記憶喪失になっているので、記憶が戻るまでは、背景なんかは割と度外視して演じていました」と芝居をする際に意識していたことを明かした。

「ミステリと言う勿れ」は毎週月曜21時から放送中。第4話は1月31日にオンエアされる。

ミステリと言う勿れ

フジテレビ系 毎週月曜 21:00～21:54

柄本佑 コメント

出演が決まった際の気持ち

原作は読んでいなかったのですが、一つ前のお仕事で、漫画家の役をやらせていただいた際に田村由美先生の作品を目にする機会があって、読ませていただいた時にすごく面白かったので、今回田村先生の作品だと聞いて“あ、面白そうだな”と思ったのが第一印象です。それで、原作を実際読んでみて“やっぱり面白いな”と思いました。あとはそういうこと関係無く、菅田さんとまた共演ができるのも受けさせていただいた大きな理由です・

菅田将暉について

まっすぐですよね。本当に雑味がないまっすぐさで、前作の共演の際もそうだったんですが、彼のひた向きなまっすぐさがとっても魅力的ですよね。一緒にやっていると、とってもすがすがしい気持ちにさせられるというか、ステキな役者さんだなと改めて思いました。前回の共演では起伏の激しいシーンが多かったのですが、今回は静かな会話劇で、そういったまた新しいシチュエーションで共演できて良かったなと思います。

今回の役をどう演じたか

とっかかりとしては、原作が漫画でビジュアルがすでにあるので、そのビジュアルを見つつ“びしょぬれになっている男”なので、びしょぬれが合えばいいなと思いました。あとは奇跡的に髪の毛を伸ばしている時期だったので、原作に似ているなという所で、割と無責任に“大丈夫だろうな”と思いながら演じました。ただ、根本には爆弾を仕掛けつつも“止めて欲しい”思いもどこかであってというようなあんばいも監督とも話し合いながらやりましたね。ただ基本的には記憶喪失になっているので、記憶が戻るまでは、背景なんかは割と度外視して演じていました。

大切にしている言葉・格言

色々ありますが、母に言われた“この仕事は待つのと、がっかりに慣れるのが仕事だ”と言われたのが比較的ずっと残っていますかね。

視聴者へのメッセージ

割とサスペンスフルな感じのお話で、場所も移動することなくずっとしゃべっている中でも絶対的な緊張感を保ったまま楽しんでいただけると思うんですが、あるところで割とすっとぼけたような、抜けの良いシーンがあったりしますので、そんな全体の中の箸休め的なシーンも含めて楽しんでいただけたら良いなと思います。