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劇場版シリーズ第3弾「コンフィデンスマンJP 英雄編」は、地中海に浮かぶマルタ島を舞台に、コンフィデンスマン(信用詐欺師)トリオであるダー子、ボクちゃん、リチャードがコンゲームを繰り広げるさまを描いたエンタテインメントコメディ。長澤がダー子、東出がボクちゃん、小日向がリチャードに扮した。
5年目に突入する人気シリーズへと成長した「コンフィデンスマンJP」について、長澤は「ありがたいですね。この役がどんどん好きになっていったし、この作品に取り組む姿勢も貪欲になった気がします。ダー子を演じられて幸せです」と述べる。東出は「5年も続くとは思っていなかった。ダー子のスイートルームに入ると、僕らはすぐ『コンフィデンスマンJP』の世界に戻ることができる。また帰ってきたなという思いを毎回噛み締めています」とコメントした。
「コンフィデンスマンJP」のドラマシリーズでキャリア初のレギュラー出演を果たした小手は「5年前から小手伸也の革命的な日々を送らせていただいています。でも“まだ5年か”という気持ちです」と感慨深い様子。続けて「この作品を機に、いろんな現場で“いじられキャラ”になってますが……」とこぼすと、長澤は「そういうの、なんて言うか知ってる? “愛されキャラ”って言うんだよ」とほほえんだ。
仲むつまじい長澤と小手を見て、小日向は「こんなに仲良くなるとは思ってもいなかった。毎回会うたびにまさみちゃんは背がデカくなってる気がする。僕は明らかに背が縮んでるし、小手くんはますます太鼓腹になってる。5年って振り返るとあっという間ですね!」と話した。江口は「このパート3が大ヒットして、さらにパート4、パート5と続く作品になるんじゃないかと思います」と予見して会場を沸かせる。
オッドアイの捜査官・マルセル真梨邑役でシリーズに初参加した瀬戸は、劇中で英語とフランス語、さらにスペイン語も披露しており、「今までも外国語をしゃべる役はありましたが、こんなにもフランス語の量が多い作品は初めてでした。アフレコに8時間かかりましたから」とコメント。東出は「よどみなく外国語をペラペラしゃべっているから、現場でどうやって覚えているか聞いたんです。『行き帰りの車で覚えてる』と言っていたんですが、努力の跡を見せない彼の性格もあると思います」と瀬戸を絶賛し、城田も「あっぱれです! 想像を絶する努力をされたんだな」と続いた。
城田演じるゴンザレスの内縁の妻・畠山麗奈に扮した生田は、役作りにおいてアリアナ・グランデを参考にしたことを明かし「周りから『誰だかわからなかった』と感想をもらいます」と手応えを感じている様子。小日向は「田中さんが演出した『イチケイのカラス』にゲスト出演していた生田さんとは全然違くて。女優さんってすごい!」と称賛し、長澤は「今までのいくちゃん(生田)のイメージじゃない!ってみんなが言ってる」と、小手は「乃木坂46として清楚を貫いてきたのに役とはいえ急にドSになれます!?」と、城田は「皆さんが思っている以上に彼女のポテンシャルは高いです。いじることに慣れていない人は戸惑うんですが、“いじられキャラ”の小手さんを完璧にいじってる!」とベタ褒めした。生田は、照れた表情を浮かべながら「新しい扉を開けちゃった感じです! 私も“革命”を起こしました!」と、小手の言葉を引用し会場を沸かせた。
そして長澤は「『コンフィデンスマンJP』を愛される作品にするために一番がんばってくれていた人がいる……その人がいたからこそ、この作品がどんどん愛されていった気がするんです」とキャスト陣の顔を見ながら話し、「小手さんのおかげで!」とにっこり。長澤から珍しくねぎらいの言葉をもらった小手は「やだ、なに、今まで散々落としてきて急に上げる感じ……。調子狂っちゃうなー」と涙目になりながら喜びをあらわにした。
「コンフィデンスマンJP 英雄編」は全国で上映中。
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