「コンフィデンスマンJP」小日向文世が勝手に第4弾の製作宣言「今度は国内の近場で」
2022年1月23日 16:26
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本作は地中海に浮かぶマルタ島を舞台にした劇場版シリーズ第3弾。おなじみのコンフィデンスマン(信用詐欺師)トリオが英雄とうたわれたコンフィデンスマンの称号を懸けてコンゲームを繰り広げる。長澤がダー子、東出がボクちゃん、小日向がリチャードを演じたほか、神出鬼没な腕利き詐欺師・五十嵐に小手、オッドアイの捜査官・マルセル真梨邑に瀬戸が扮している。
会場には2回以上鑑賞した観客が多く、長澤は「本当に何度観ても新しい発見がある作品。ぜひ2度、3度、4度と楽しんでもらえたらと思います」と満面の笑み。本日1月23日で観客動員80万人、興行収入12億円を突破することが伝えられると「映画も第3弾となって回を重ねるごとに面白さは増してるはず。でもみんなをだませるかな?という不安はあるので。この数字はきっとみんなをだませた証かなと思います」と喜んだ。
小日向は、映画がヒットすれば第4弾の可能性もあると長澤が話した初日舞台挨拶を振り返りつつ「間違いなく第4弾できそうです」と力強く断言。まだ何も決まってない段階のため周囲のキャスト陣が笑いながら戸惑っていると、「僕が勝手にそう思ってます。いつになるか全然わからないですけど、今度は国内の近場で!」と意気込む。MCから第4弾の可能性を改めて問われた田中は「こひ(小日向)さんが言ったということは、皆さん、あるつもりで準備しましょう。まだ何も決まってませんが」と答えた。
続いて本日、68歳の誕生日を迎えた小日向をみんなで祝福。小日向は「あまりうれしい歳じゃない(笑)。よくここまで元気にやってこれたなと思います」と切り出しながら、「日本の不朽の名作『寅さん』シリーズみたいになったらいいなと1作目のとき話してたんですが、まさにそうなりつつある。渥美清さんはいくつぐらいまで元気だったんだろう?と今朝調べたら、渥さんは68歳で亡くなられていて……」と話すと、ほかの登壇陣は苦い表情に。長澤は「みんなリアクションに困ります」と言葉を返した。
事前にSNSで募集した「舞台挨拶でやってほしいこと」にキャスト陣が応じるコーナーも。劇中で描かれる「ザ・ラストコンゲームグランドフィナーレバトルロワイヤル」を早口言葉で3回というお題では、瀬戸の歯切れのよい言い回しが会場をもっとも沸かせた。この1月に五十嵐として歌手デビューを果たしたばかりの小手は楽曲「鳥獣戯画 feat. 五十嵐」を披露。「そんなに話題になってないですよ」「この歌に特に思い入れない……」と自虐を交えつつ、フルコーラスを歌い上げた。
最後に長澤は「またいつか『続編があるよ』なんてときには応援してもえたらうれしいです。そのときにはエキストラで参加してもらったりして。みんな私のかわいい“子猫ちゃん”だと思ってます」と呼びかけ、イベントを締めくくった。
「コンフィデンスマンJP 英雄編」は全国で公開中。
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