スタントマンの世界を描くアクション「狼 LONEWOLF」公開決定、特報も解禁

六車俊治が脚本、監督を担当したアクション映画「狼 LONEWOLF」が2022年冬に公開決定。あわせて特報がYouTubeで解禁され、六車のコメントも到着した。

スタントマンの世界の裏側を描く本作は、モトクロスのプロレーサーだった星アキラが、スタントマンであった父の事故死の原因を作った大久保豪にモトクロスバイクで勝負を挑む物語。キャストには南翔太、石黒賢、石田卓也、池上季実子、高橋昌志、粟野如月、藤澤志帆、丸りおな、倉田昭二、安田龍生、アリサ・ワイルド、あいだあい、星野光代が名を連ねる。

特報には、アキラがスタントを学ぶ場面などが収録された。六車は「スタントマンの本当の生き様を、ぜひ、映画館のスクリーンで見てもらいたいと心から願います」とコメントしている。

なお「狼 LONEWOLF」のクラウドファンディングがMotionGalleryで実施中。エンドロールへのクレジット掲載、スタントドキュメント特別映像の進呈、特別試写会への招待などがリターンとして用意されている。

「狼 LONEWOLF」は東京・新宿武蔵野館ほかでロードショー。

※高橋昌志の高は、はしごだかが正式表記

六車俊治 コメント

スタントマン高橋昌志さんとの付き合いは、もう20年以上になります。私が20代の時にイタリアロケで同室だったことから仲良くなり、私が監督した映画で車の横転（ロールオーバー）などのカースタントをやってもらいました。彼は本物のスタントマンです。一人の友人として、彼のいろんな部分を知る私は、その全てを映画にしてみたいと思っていました。2021年6月21日。彼は誰も成功したことのないカースタント「ジャンピング・ロール・オーバー・シーダイブ」を成功させました。この映画にはスタントマンの全てが描かれています。もちろん、アクションシーンは満載です。CGはワンカットも使いません。文字通り体を張ったスタントだらけです。スタントマンの本当の生き様を、ぜひ、映画館のスクリーンで見てもらいたいと心から願います。この作品には映画の未来があると信じます。