豊田利晃×鼓童×日野浩志郎、音と映像だけで紡がれた「戦慄せしめよ」劇場公開

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豊田利晃が監督を務めた「戦慄せしめよ」が1月28日より全国で順次公開決定。ポスタービジュアルも到着した。

「戦慄せしめよ」ポスタービジュアル

「戦慄せしめよ」ポスタービジュアル

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本作は、YPYこと音楽家の日野浩志郎のもとに太鼓芸能集団・鼓童からメールが届いたことをきっかけに制作された楽曲群を、豊田が映像化した音楽映画。新潟・佐渡島で全編撮影されており、セリフは一切なく、音と映像だけで紡がれた89分間の作品となっている。豊田の盟友である俳優・渋川清彦も参加。2021年2月に映像配信のみで発表され、このたび劇場で上映されることになった。

「戦慄せしめよ」

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豊田は「日本中がコロナパンデミックで真っ赤に染まる中、感染者がゼロの佐渡島で俺たちは祈るように撮影をしていた。極寒の佐渡島を恐れることなく、ただ太鼓の音にだけ震えた。鼓童の硬質なストイックさに忘れていた未来を感じた。あの時期、あの場所でないと映らない霊気がここにある」とコメント。鼓童の住吉佑太は「映画をきっかけに、豊田監督や日野氏に出会い、新たな価値観や音楽観に触れられたことは、今の時代にも太鼓と向き合い続ける鼓童にとって、必然である気がしてならない」と語っている。現在YouTubeでは本作の予告編が公開中だ。

「戦慄せしめよ」は1月28日より東京・シネマート新宿にてブーストサウンド上映。2月11日から大阪・シネマート心斎橋でboidsound上映される。なおシネマート新宿でのブーストサウンド上映は2月3日までの予定だ。詳細は劇場公式サイトで確認してほしい。

豊田利晃 コメント

2020年12月、日本中がコロナパンデミックで真っ赤に染まる中、感染者がゼロの佐渡島で俺たちは祈るように撮影をしていた。極寒の佐渡島を恐れることなく、ただ太鼓の音にだけ震えた。鼓童の硬質なストイックさに忘れていた未来を感じた。あの時期、あの場所でないと映らない霊気がここにある。
音で奏でるドキュメンタリー。時代が戦慄している。

住吉佑太(太鼓芸能集団 鼓童)コメント

日野浩志郎氏と共に、音作りに没頭できた日々は、鼓童にとっても意義のある時間となった。
日野氏は、我々とはまったく違った視点から、鼓童の音楽を見つめ直し、当たり前のように叩き続けてきた太鼓の音の中に、新たな響きを見出そうとしていた。一般的に太鼓は、郷土芸能を想起させることが多い。
しかしこの作品の中での太鼓は、そこを通り越して、自然そのものを感じさせる。
極限まで洗練された音楽性は、その音色を際立たせ、無個性でありながら自然的な力強さを生み出した。
誰も経験したことがないパンデミックの最中、静かに迎えた鼓童創立40周年。
劇場で音が届けられない状況下で、自分たちの音楽性や在り方を問い直した。
「戦慄せしめよ」というこの映画をきっかけに、豊田監督や日野氏に出会い、新たな価値観や音楽観に触れられたことは、今の時代にも太鼓と向き合い続ける鼓童にとって、必然である気がしてならない。

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(c)越島

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ルートヴィヒ白鳥王 @lohengrin_lud

豊田利晃×鼓童×日野浩志郎、音と映像だけで紡がれた「戦慄せしめよ」劇場公開(動画あり / コメントあり)
#戦慄せしめよ #豊田利晃 #鼓童 #日野浩志郎
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