海外ドラマ「IT'S A SIN」初配信、ゲイ役にはゲイを公表する俳優起用

海外ドラマ「IT'S A SIN 哀しみの天使たち」が、8月17日からAmazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」で日本独占初配信される。

1980年代のイギリスを舞台に、HIV / エイズに翻弄されるゲイの若者たちを描く本作。HBO MAXが製作に参加し、「ドクター・フー」のラッセル・T・デイヴィスが実体験をもとに脚本と製作総指揮を担当した。

主演を務めるのは、イヤーズ＆イヤーズとして活動するミュージシャンで、LGBTQ+アクティビストでもあるオリー・アレクサンダー。さらにデイヴィスの「恋人、敵、犯罪者、聖人などは演じるものだが、ゲイとは演じるものではない」という信念のもと、ゲイのキャラクターには実生活でもゲイを公表している俳優が起用されており、「ゴーン・ガール」のニール・パトリック・ハリスや「ホビット」シリーズのスティーヴン・フライも出演した。原題のもとにもなったペット・ショップ・ボーイズの「It's a Sin」をはじめ、クイーン、カルチャー・クラブ、ワム！、ユーズリミックスなどの楽曲が使用されている。

なお「IT'S A SIN 哀しみの天使たち」全5話のうち第1話は、8月17日から期間限定で無料配信される。さらに本作は、BS10 スターチャンネルで9月から放送予定。YouTubeでは予告編が公開されている。

※動画は現在非公開です。