水谷が「TAP -THE LAST SHOW-」「轢き逃げ -最高の最悪な日-」に続き監督を務める本作。ある地方都市の市民交響楽団の人間ドラマを通じて、音楽を愛する人々とその素晴らしさを描く。指揮者・舞台演出家の西本智実が初めて音楽監督を担当。さらに、イルミナートフィルハーモニーオーケストラが演奏に参加する。
水谷が西本のコンサートを訪れたことから出会ったという2人。水谷は西本の参加を「運命のように出会えて、お仕事をご一緒できることに、今、とても嬉しく興奮しています」と喜び、「この映画も西本さんとともに『クラシックを楽しめる映画』にしたいと思っています」と意気込みを語った。
また西本は、水谷が主人公の北野広大を演じたドラマ「熱中時代」に触れ「北野広大先生は、実際私自身の人生に影響を与えて下さった先生でもありました。このようなリクエストをいただき、人生には思いがけない不思議なご縁というものがあるんだなとつくづく思います」とつづっている。
「太陽とボレロ」は、5月から6月にかけて長野と東京で撮影。新型コロナウイルス感染症対策を徹底して臨む。
水谷豊 コメント
西本さんと出会ったことにより、より深いクラシックの世界の人間ドラマを描くことができたと思います。そして、話をしていく中で、映画音楽の指揮演奏に加え、なんと音楽監督も引き受けて頂けることになりました。運命のように出会えて、お仕事をご一緒できることに、今、とても嬉しく興奮しています。ヨーロッパなど多くの国々ではクラシックを生活の一部のように楽しんでいます。この映画も西本さんとともに「クラシックを楽しめる映画」にしたいと思っています。
西本智実 コメント
「熱中時代」の北野広大先生は、実際私自身の人生に影響を与えて下さった先生でもありました。このようなリクエストをいただき、人生には思いがけない不思議なご縁というものがあるんだなとつくづく思います。劇中の楽曲は、映画のタイトルである「太陽とボレロ」から、同じリズムで貫く強い繋がりをラヴェル作曲「ボレロ」で、その他は背景のディテールと共通する楽曲を幾つか提案し、話し合いの中、クラシック作品を選曲しました。これから作曲していく音楽もありますので、水谷さんの世界に耳を澄ませていきたいと思います。
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山中崇史 @yamanaka_takac
水谷豊の監督作「太陽とボレロ」製作決定、音楽監督は指揮者・舞台演出家の西本智実(コメントあり) https://t.co/lZVBfIrJ6V