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本作は主人公・結子が老人の遺影を撮る仕事を始め、被写体の思い出の場所で写真を撮影する“おもいで写真”を通して成長していくさまを描くヒューマンドラマ。東京から故郷の富山に戻った結子を深川、結子の幼なじみ・星野を高良、ホームヘルパーの美咲を香里奈が演じた。
一昨年に富山で撮影された本作。深川は魚市場のシーンを印象深いものとして挙げ、「実際に働いている漁師さんの横のスペースをお借りして、最低限のスタッフさんと撮影しに行きました。富山のリアルな朝の風景が切り取られている場面ですごく好きです」とコメントする。深川と一緒に撮影することが多かったという高良は「深川さんが毎日結子に近づいていく瞬間を見られました。見られてラッキーだなと思えるくらい、変わっていったのが印象的でしたね」と現場を振り返った。
続く香里奈は「私が雨女なのか、雨がけっこう降ってきて。降ると途中で撮影を止めたり、待ってみたりしましたね」と回想。熊澤が笑いながら「雨女なんですよ。出番になると黒い雲がやって来て……」と乗っかると、香里奈も「『早く帰ります』って帰ったこともありました(笑)」と明かした。
また登壇者は富山の人々の温かさや、食事のおいしさにも言及。深川は「地元の方が温かく撮影に協力してくださいました。近所のおばあさんが冷やしトマトを差し入れてくれたり、撮影の合間に声を掛けてくれました」と感謝の思いを口にした。また、高良のアドリブによって富山の郷土料理・黒作りを食べさせられ、深川が“お歯黒”姿になってしまったことが明らかに。実は高良が熊澤から「やってみて」と言われてやっていたことがわかると、登壇者たちの間に笑いが起こった。
本作はキャスト3人が所属する芸能プロダクション・テンカラットの25周年企画。深川は「出させていただけること自体もすごくうれしいし、まさかの主演という大役をいただいて……。素晴らしい先輩が事務所にたくさんいらっしゃるので、自分でいいのかなとも思いました」とオファー時の心境を吐露する。そして「頼もしい先輩に近くで見守られ、一緒にお芝居させていただいた時間は、幸せでぜいたくで豊かなものでした」と感慨深げに述懐。「5年後10年後に振り返ったとき、今の自分を鮮明に思い出せる作品になったと思います」と続けた。
節分が近いこともあり、イベントの最後には豆まきを行うことに。豆まき前に呼び込みたい福を聞かれた深川は「じゃんけんが強くなりたいんです。勝負運ですね」と回答。しかし高良、香里奈とその場でじゃんけんをすると勝利してしまい、MCから「まだ豆をまいてないのに……」という声が漏れると会場に笑いが起こった。なお高良は「宝くじのCMに出たい」、香里奈は「PlayStation 5の購入抽選に当たりたい」、熊澤は「このご時世なので、皆さんの笑顔ですね」と答えた。
「おもいで写眞」は全国で公開中。
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