「トイ・ストーリー」から25年、ピクサー作品はなぜ共感される?クリエイターが語る

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ディズニー&ピクサーの新作「ソウルフル・ワールド」で監督を務めたピート・ドクターのインタビューコメントが到着した。

「ソウルフル・ワールド」

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「ソウルフル・ワールド」ポスタービジュアル

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本作は、人間が生まれる前に性格や才能、個性、興味の対象を決める場所“魂<ソウル>の世界”を舞台とした長編アニメーション。ジャズミュージシャンを夢見る音楽教師ジョーがソウルの世界に迷い込み、何百年もソウルの世界にとどまっている“22番”と冒険を繰り広げるさまが描かれる。

「トイ・ストーリー」製作から25年を迎えたピクサーは、これまで一貫して“人生において大切なもの”をテーマに、製作陣が経験してきたことを反映して作品を生み出してきた。「トイ・ストーリー」がアメリカで公開された1995年に子供だった人は、今や子供を持つ親になっている人も多い。

ピクサー作品とともに人生を歩み、その都度テーマに感情移入できたことこそが「多くの人に共感される理由だ」とドクターは語る。「僕たちが大切にしているのは、真実に近いストーリーを語ること。自分たちが経験してきたことを生かして、考え方など誰もが共通する部分を見つけるんだ。言葉で言い表せないものはキャラクターのビジュアルや情景で表現しているから、観る人がそれを読み取って共感してくれるといいな」と明かしている。

また「ソウルフル・ワールド」について、ドクターは「考え方の違うキャラクターが2人登場する。“22番”は悲観的で人生の楽しさを見つけられていないんだよ。逆にジョーは楽観的で夢に向かってがんばっているんだ。2人は常に意見がぶつかり合っているんだけど、正反対な考え方がお互いによい影響を与える。人生を経験してきた大人こそ本作に共感するんじゃないかな」と期待を込めた。

ドクターとケンプ・パワーズが共同で監督を務めた「ソウルフル・ワールド」は、12月25日17時よりディズニープラスで独占配信。日本語吹替版では浜野謙太がジョー、川栄李奈が“22番”に声を当てている。

※記事初出時、人名に一部誤りがありました。お詫びして訂正いたします

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(c)2020 Disney/Pixar. (c)2020 Disney and its related entities

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さけたらこ @saketara

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