「おらおらでひとりいぐも」の蒼井優は「スパイの妻」と真逆、東出昌大が語る

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おらおらでひとりいぐも」の舞台挨拶が本日11月23日に埼玉・新所沢レッツシネパークで行われ、キャストの東出昌大、監督の沖田修一が登壇した。

左から東出昌大、沖田修一。

左から東出昌大、沖田修一。

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「おらおらでひとりいぐも」ポスタービジュアル

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本作は夫に先立たれた75歳の“桃子さん”が、一人暮らしの孤独を埋めるため、脳内で作り出した3人の“寂しさ”と日常をともにするさまを描く物語。田中裕子が桃子さん、蒼井優が若かりし頃の桃子さん、東出が彼女の夫・周造を演じている。

東出昌大

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ともに埼玉出身の東出と沖田は、地元の温かい拍手に迎えられイベントをスタート。東出はまず、台本を読んだ際の印象について「『すごい台本だなあ……』と思いました。もともと沖田組に憧れがあって、いつかご一緒できればと思っていたところ、大女優で大先輩である田中裕子さんも出演されると伺って、『これはぜひ!』と一も二もなく飛びつきました」と明かす。また現場での沖田の様子を「映画少年のよう」と例え、「(撮影の)近藤龍人さんが撮っている画じゃなくて、役者のお芝居をご覧になってるんですね。そういう映画愛が、沖田作品に通底する朗らかな温かさにつながっているんじゃないかと思いました」と語った。

沖田修一

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本作の食事は、フードスタイリストの飯島奈美が担当。沖田が「東出さんが大衆食堂で食べるシーンは印象的です。たくさん食べてほしいと思っていたんですが、東出さんが口からワカメが出るくらい、たくさん食べてて面白かったです(笑)」とエピソードを披露すると、東出は「飯島奈美さんは、見た目だけの高級さとかではなく、本当においしそうで、そして実際においしい食事をご用意してくださるんです。飯島さんの食事は物語を代弁する重要なアイテムとして存在するので、そのお力を借りました」と続けた。

「おらおらでひとりいぐも」

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蒼井とは黒沢清の監督作「スパイの妻」に続いての共演となった東出。「『スパイの妻』とは真逆の印象でしたが、周造はあんまり蒼井優さんを意識するという芝居ではなかったと思います。毎回しゃべり方も空気感も違うし、レンズの前でもいつも自由でいる蒼井優さんで、その姿に尊敬の念を抱きましたし、動きのきっかけや心を動かされるお芝居の力をいただきました」と共演を振り返る。田中については「芝居が終わると必ずこちらに向き直って一礼してくださるんです。その姿勢に俳優としてのすごさを感じました」と敬意を表し、最後に「本当に沖田組に参加した時間は幸せでした。お客様に対して、その幸せのおすそ分けみたいなことができていればうれしいです」と観客に語りかけた。

若竹千佐子の同名小説を実写化した「おらおらでひとりいぐも」は、全国で公開中。

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