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渡辺俊美(TOKYO No.1 SOUL SET)によるエッセイをもとにした本作は、「3年間、毎日お弁当を作る」「3年間、休まず学校へ行く」という約束を交わした父子の成長と絆を描く物語。井ノ原が父でミュージシャンの鈴本一樹、道枝が息子の虹輝を演じた。
この舞台挨拶は、映画の上映後に行われた。井ノ原は「ネタバレしちゃっていいんですもんね!」とニヤリと笑いつつ「この3人の並びがけっこうレアなんですよね」と自身と道枝、映美を指さす。そして「おじさんたちは一生懸命歌ってるのに、2人は手をつないでいて」と道枝と森が観客として参加したライブシーンに触れて2人を軽くからかい、「森七菜ちゃんは今違う人と恋を“あたため”てますけど」と彼女の出演ドラマにかけたコメントで笑いを誘う。道枝は手をつなぐシーンの段取りを回想して「助監督さんに『おっ慣れてますね』と言われて。慣れてないわ……!」と控えめにアピールした。
親子役を演じた井ノ原と道枝は、撮影前に“タメ口協定”を結んで距離を縮めた。井ノ原は「みっちーは、最近ちょっとボケると関西弁が出るんですよ」と明かし、「なあきんぴら?」と道枝を好きな食べ物の名で呼ぶ。それを受けて道枝は「きんぴらじゃないわ! じゃあ(井ノ原を)卵焼きって呼ぶよ」と勢いよく応戦するも、「いいよ」とすぐに言われて「いいんだ……」とぽつり。さらに井ノ原は「彼のグループ(なにわ男子)の子たちは息子の友達みたい」と思い入れたっぷりに話し、道枝から「『なにわ男子は全員タメ口でいいよ』と言われたからみんなに伝えたら、即答で『無理!』って返されました」と告げられると、「少しずつでいいからがんばってほしいな」と笑顔を見せた。
イベントの終盤には、道枝から井ノ原へサプライズで手紙が贈られた。しかしMCからの合図に気付いていない道枝は「え? え?」と周囲を見回し、手紙をステージ上に持参し忘れたことが発覚した際には焦って舞台袖へ。井ノ原は「40代の秋は涙もろいからやめて!」と口にしつつも「みっちー(道枝)のキメの細かい肌を大スクリーンで観てほしい」とアピールして場をつなぎ、「生中継の時間って限りがあるんですよね? 全国の映画館のスケジュールが変わったら道枝のせいです(笑)」と会場を和ませた。
手紙を手にして慌てて戻ってきた道枝は「パパへ やっと待ちに待った映画が公開されたね」と本作の封切りを喜び、井ノ原を“パパ”と呼ぶのはこれが最後と前置きをして「ありがとうパパ。そしてありがとうございます、井ノ原快彦さん」と感謝を伝える。その言葉に井ノ原は目をうるませながら「すごく歳下だし、後輩でもあるけど尊敬しています」と胸いっぱいの様子で語った。
「461個のおべんとう」は全国の劇場で上映中。
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道枝駿佑の手紙に井ノ原快彦が胸いっぱい「40代の秋は涙もろいから!」(写真15枚) https://t.co/7X2KPsbQgQ