本作は、CBSの海外ドラマをもとにしたWOWOW開局30周年記念作品。“コールドケース”と呼ばれる未解決凶悪犯罪を扱う捜査チームの活躍が描かれる。主人公・石川百合役の吉田のほか、神奈川県警捜査一課のメンバーである高木信次郎役の永山絢斗、立川大輔役の滝藤賢一、金子徹役の光石研、本木秀俊役の三浦友和が続投する。
このたび出演が明らかになったのは、第7話と第8話のゲスト。第7話「思い出の渚」では、死後数十年経過した少女の人骨が橋の袂で発見されることから物語が展開していく。少女の母親であるチャイナ服を着た女性・満智子役で黒木、事件の手がかりであるペンダントの持ち主・潮見敏夫役で高杉、満智子の夫・遠藤勇治役で駿河が出演する。
そして第8話「汚名」の劇中では、車で事故を起こした立川が「俺は人を殺しちまったかもしれない」という留守電と、ある放火事件の現場写真を残し、姿を消してしまう。そして放火の犯人として逮捕された男・灰原拓郎が刑務所で自殺したことから、事件が一転することとなる。無実を主張し続けていた拓郎を竹原が演じ、立川の元妻・真辺由紀役で水野が参加。また過去シリーズにも登場した検事・大江嗣久役の
この発表にあたり、過去パートへ出演した黒木は「8ミリや16ミリフィルムでの撮影など、時代感が本編の中で表現できて面白かったです」と、高杉は「1960年代という時代感がとても好きで、車、ファッション、ロケーション全てが時代を感じさせてくれて、さらに海辺での16ミリフィルムの撮影もワクワクしました」とコメント。駿河は「スタッフのみなさんのチャレンジングな意欲を現場で感じられて気合が入りました」と、竹原は「今回はとにかく“グッ”と気持ちをこめる芝居が多かったので、日数的には決して多くはないのですが1日1日がへとへとになりながらも、いい意味で集中できたかなと思っております」と撮影を振り返った。
連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~
WOWOWプライム 2020年12月5日(土)スタート 毎週土曜 22:00~
※全10話
※第1話無料放送
黒木華 コメント
今回過去パートを演じたので、8ミリや16ミリフィルムでの撮影など、時代感が本編の中で表現できて面白かったです。セリフ回しも、やっぱりどこか時代感を表わしているような感じがしました。演じた満智子と夫は複雑な関係性にある役柄だったのですが、駿河さんとご一緒できてすごく楽しかったです。現代パートを演じる、吉田羊さんや永山絢斗さんとはお芝居をあまりご一緒できなかったので少し残念ですが、その分出来上がったものがどういう風になっているのかを見るのがとても楽しみです。現場の雰囲気は、ずっとシリーズをやられてきたグループ感のあるスタッフさんとレギュラーの皆様の絆を感じました。ストーリーの謎がどんどん解き明かされていくところや、子供たちがどういう風に登場して成長していくのかを含め、注目して見ていただけたらと思います。
高杉真宙 コメント
段々と学生役が減り社会人役をやらせて頂けるようになり、今回は特に黒木華さんや駿河太郎さんと大人のセリフを言い合うシーンが多かったので、緊張しましたがとても楽しい現場でした。また、この1960年代という時代感がとても好きで、車、ファッション、ロケーション全てが時代を感じさせてくれて、さらに海辺での16ミリフィルムの撮影もワクワクしました。この物語はすれ違いや行き違いで運命が狂わされた人たちの話で、きっと悪い人は誰もいなかったんだろうと思いました。この悲しき事件の中で正義感を感じていただけるように演じました。是非、そういうところを見ていただきたいです。
駿河太郎 コメント
コロナ禍での撮影は色々大変なことも多かったのですが、現場にとても良い空気感が流れているなと思いました。今回お話しをいただいた時に妻役が黒木さんだと聞いて、すぐに「是非やりたいです」とお返事させていただきました。同じ関西出身ということもあって待ち時間に色々お話をしたり、思っていた通りの飾らない素敵な方だったので、一緒の作品でお芝居できたのが嬉しかったです。高杉さんは一緒のシーンこそ多くなかったものの、すごく好青年だと思いました。また、スタッフのみなさんのチャレンジングな意欲を現場で感じられて気合が入りました。今回は時代背景がすごく古い設定なので、「まだこんなの残っているんだ(笑)」ってくらいかなりアンティークな車を運転させていただきましたので、密かに注目していただけると嬉しいです。
竹原ピストル コメント
今回はとにかく“グッ”と気持ちをこめる芝居が多かったので、日数的には決して多くはないのですが1日1日がへとへとになりながらも、いい意味で集中できたかなと思っております。香盤表を見てアクション俳優さんが演じてくださると思っていた火事のシーンを僕自身がやることが多くて、少し動揺した部分は正直ありました(笑)。でもこんな経験は初めてだったので、こういう風に火事のシーンは創られていくんだなと感心したり、スタッフの皆様の動きに釘付けになりました。あと、守下監督からのお芝居のアドバイスが、ほとんど「擬音」だったのが印象深いです(笑)。寝る前に思い出し笑いしました。いつも監督自身が一番ワクワクしていて興奮されている、それがこっちに伝染してくるという素敵な監督でした。滝藤さん演じる立川との取り調べ室のシーンは、エネルギーとエネルギーのぶつかり合いだった気がしています。我を忘れるぐらい集中して出来たかなと、我ながら思っておりますので、皆さんにも注目していただけますと嬉しいです。
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