グザヴィエ・ドランが新作の“もっともこだわった”キスシーンを解説

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本日公開された「マティアス&マキシム」より、監督を務めたグザヴィエ・ドランの新たなコメントが到着した。

「マティアス&マキシム」新場面写真

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「マティアス&マキシム」ポスタービジュアル

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幼なじみのマティアスとマキシムが偶然のキスをきっかけに、友情と恋心に揺れ動くさまを描いた本作。ガブリエル・ダルメイダ・フレイタスがマティアス、ドランがマキシムを演じている。

「マティアス&マキシム」新場面写真

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公開された写真には、マティアスとマキシムが自分の気持ちを抑えることができずキスを交わすシーンが捉えられた。ドランは「僕は感情を抑えた作品も好きだけど、映画に心を動かされたい。僕は映画を観るときに感じたいし、観客を感じさせたいんだ。マティアスとマキシムが張り出し窓でキスするシーンは、その思いを込めてこの作品でもっとも美しさを追求した官能的なシーンだ。2人がどう見つめ合い、どう触れ合うか。あのシーンは官能的である必要があったんだ」と解説する。

「僕がこれまで観てきたたくさんのロマンス映画に刺激を受けてきたのと同じように、この作品にみんなが刺激を受けて感動してほしいと思ったんだ。それでもっともこだわったのがあのキスさ」と思い入れを語るドラン。このシーンには観客からも多くの感想が寄せられたことを明かし「男性から『あのキスシーン最高だった』と言ってもらえて、女性からも『すごく興奮した! 最高だね! ありがとう!』と褒められて、とてつもなく満足したよ。だって僕の作る映画がセクシャリティの垣根を越えたんだなと感じられた瞬間だったから」と述べた。

さらにドランは「これは同性愛がテーマの映画ではない。偶然のキスをきっかけに、相手を愛してるかも知れないという感情が芽生え、戸惑う。性別にかかわらず、恋と友情のはざまで揺れる感情っていうのは、誰もが一度は経験したことがある感情だと思う」と述懐。そして「例えばヘテロセクシュアルの映画を問題視したりしないよね。『異性愛者の素晴らしい映画を観たよ』なんてあえて言わない。だからこれも特別じゃない、ただのラブストーリーとして観てほしい」と本作に込めた思いを語った。

「マティアス&マキシム」は東京・新宿ピカデリーほか全国で公開中。

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