ドランが顔にあざを作った理由は?「マティアス&マキシム」コメントと新写真公開

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マティアス&マキシム」の新たな場面写真と、監督・脚本・出演を兼任したグザヴィエ・ドランのコメントが到着した。

「マティアス&マキシム」新場面写真

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「マティアス&マキシム」ポスタービジュアル

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本作は、幼なじみのマティアスとマキシムが偶然のキスをきっかけに互いへの秘めていた気持ちに気付き、友情と恋心に揺れ動くさまを描いた青春ラブストーリー。ガブリエル・ダルメイダ・フレイタスがマティアス、ドランがマキシムを演じた。

「マティアス&マキシム」新場面写真

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公開された写真は、いずれもマキシムの横顔を捉えたもの。ドランは、マキシムの顔に特徴的なあざを作った理由について、“彼が友人たちといかにリラックスして幸せな時間を過ごせているか”を強調するためと語る。「とても目立つのに、友人たちは誰もあざのことに触れない。それは彼らがマキシムを受け入れている証拠なんだ。それまで誰もあざを見ることさえしなかったのに、映画の中でたった一度だけそれは起こってしまい、彼にとってとても残酷な瞬間となる。ずっと仲間たちといるのが心地よすぎて、顔の傷のことなんてすっかり忘れていたんだ」と述べた。

「マティアス&マキシム」新場面写真

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マキシムのあざについては、ドランの実体験も関係しているという。ドランは「マキシムのように顔に大きなあざや傷がある人は、周りの視線が気になったり、そのことをコンプレックスに思っているかもしれない。常に周りからの視線にさらされて生活するということを、僕はよく知っている。僕自身も人目の中で生活し、成長した。顔にあざを付けて撮影現場に入ったとき、ほかの人にどう見られているのか改めて実感したんだ。僕だと気付く前にまずあざに目をやり、それから二度見するんだ。ほとんどの人はそこに注目して、そのことで本人はさらに傷付く」と語り、「マキシムのあざは、僕の心にある傷のようなもの。過去数年間、友達がいてくれただけで僕が忘れることができた僕自身の不安や恐れなんだ」と説明した。

「マティアス&マキシム」新場面写真

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撮影には、体に入れたタトゥーを隠して臨んだドラン。「隠すべきだと思ったのは、自分に近すぎるから。まぁマキシムはそれほど遠すぎるとも思わないけれど、タトゥーがないほうが彼のパーソナリティに合っていると思ったんだ。たぶんね」と役作りのこだわりを語った。

「マティアス&マキシム」は9月25日より東京・新宿ピカデリーほか全国でロードショー。

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読者の反応

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しまうま🇨🇿 @modestly_yes

去年、顔の目立つほくろを3つ除去して、やっとその跡が薄れてわからなくなった。ほくろのせいでいつもブスブスっていじめられ、傷ついてきた。だけど私の顔に見慣れてる家族は、ほくろがあってもなくても違いに全然気づかない。みたいな話にちょっと似てる(一緒じゃないけど
https://t.co/puzvrydmMf

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