ヴェネツィアとトロントで最高賞「ノマドランド」、東京国際映画祭で日本最速上映

「ノマドランド」の日本最速上映が第33回東京国際映画祭で行われることがわかった。

フランシス・マクドーマンドが主演、クロエ・ジャオが監督を務めた「ノマドランド」。ノンフィクション「ノマド：漂流する高齢労働者たち」をもとに、企業の倒産により自宅を失った60代の女性が、キャンピングカーで“現代のノマド（遊牧民）”として過酷な季節労働の現場を渡り歩くさまが描かれる。第77回ヴェネツィア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞し、第45回トロント国際映画祭でも最高賞の観客賞に輝いた。なおジャオは2021年11月5日にアメリカで封切られるマーベル・シネマティック・ユニバース作品「Eternals（原題）」の監督も務める。

第33回東京国際映画祭は10月31日から11月9日にかけて東京・六本木ヒルズ、EX THEATER ROPPONGIほかで開催。「ノマドランド」は特別招待作品として上映される。詳細は続報を待とう。

「ノマドランド」は2021年1月に全国でロードショー。

※「ノマドランド」は、新型コロナウイルスによる感染症の拡大を受けて公開延期となりました。最新の情報は公式サイトをご確認ください。