本作で柳楽が演じたのは、大企業の経営者・三郎を祖父に持ち、ぜいたくざんまいで堕落した暮らしを送るタケシ。ある日、三郎の所有する競走馬を盗んだ罪で、モンゴル人の男アムラが逮捕される。第2次世界大戦終了時モンゴルで捕虜生活を送った三郎には、現地の女性との間にもうけた娘がいた。アムラとの出会いをきっかけに、三郎は行方のわからない娘を探すため、タケシをモンゴルへと送り出す。果てしなく広がるターコイズ色の空の下、言葉も価値観も異なるタケシとアムラの旅が始まる。
大部分がモンゴルの荒野で撮影された本作は、第68回マンハイム・ハイデルベルク国際映画祭で国際映画批評家連盟賞、そして観客賞にあたる才能賞を受賞した。モンゴルのスーパースター、
メガホンを取ったのは、欧米で育ちアメリカ、フランス、日本、スペインの文化と言語を吸収してきたパリ在住のアーティスト・KENTARO。柳楽はKENTAROを「今まで僕が会った中でも抜群にセンスが良くて陽気で、面白い監督」と絶賛し「撮影時はまだ20代でしたが、このタイミングでKENTARO監督と出会えて『ターコイズの空の下で』を撮れたのは僕にとって奇跡のような出来事でした」とコメントしている。
「ターコイズの空の下で」は2021年2月26日より東京・新宿ピカデリーほか全国で順次ロードショー。
柳楽優弥 コメント
日本、フランス、モンゴルの合作映画主演のオファーを頂いて、とても光栄でしたし脚本を読んで「これはぜひやってみたい」と思いました。
KENTARO監督は、今まで僕が会った中でも抜群にセンスが良くて陽気で、面白い監督。
撮影時はまだ20代でしたが、このタイミングでKENTARO監督と出会えて「ターコイズの空の下で」を撮れたのは僕にとって奇跡のような出来事でした。主人公タケシが、様々な出来事に遭遇して大人になっていく道のりが、僕自身の成長記録とも重なっているように思います。
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