「イメージフォーラム・フェスティバル2020」の全ラインナップが決定。
34回目の開催となる今年は「上映するという行為」そのものにフォーカスする。特集「オン・スクリーン 上映について」では「スクリーニング・コレクティブ新世代」として、これまで日本で上映される機会のなかった作品を数多く紹介。同時にインディペンデント上映のこれからを考えるシンポジウムも開催する。
さらに「オン・スクリーン LIVE」として“映画の一回性”に着目した上映パフォーマンスを実施。複製可能な芸術でありながら、参加する観客が違えば観る者の気分もフィルムの状態も映写機の調子も異なるという、映画上映の一回性について考察する。
また日本、中国、香港、台湾、韓国を対象とした公募部門「東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション」を今年も設置。462件の応募作品から、ドキュメンタリー、アニメーション、実験映画など、多種多様な東アジアの「今」を映し出す25本がノミネートされた。10月4日に行われる授賞式で、入賞作品5本と観客賞の受賞作品が発表される。
「イメージフォーラム・フェスティバル2020」は9月26日から10月2日に東京のシアター・イメージフォーラム、10月2日から4日に東京・スパイラルホール、11月21日から23日に愛知・愛知芸術文化センターで開催。全ラインナップや料金など、詳細はイベントの公式サイトで確認を。
近田春夫の映画作品
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SARU @saruKmovie
昨年は訪韓の必要から、韓国インディペンデント映画の歴史を辿る貴重な特集に行けなかったけど、今年は訪韓不能なので、どんな特集があるのか期待が…。:"「イメージフォーラム・フェスティバル2020」の全ラインナップ発表 - 映画ナタリー" https://t.co/PgJuqwmmQF