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向井康介が脚本を担当した本作では、退屈な町でくすぶる高校生たちの青春が描かれる。イベントは別室に控えたキャストやふくだの様子を東京・テアトル新宿のスクリーンに映す形で行われた。
2019年11月に撮影された本作。関西出身のキャストが多かったことから、松本は「(撮影の)合間も関西弁で話してました」と撮影時のエピソードを語り、中田は「今日もまた関西弁にしよう」と提案する。ネイティブな関西弁が飛び交う中、東京出身の甲斐が「関西弁大変だった……」と本音をこぼすと、ふくだが「エセ関西弁(笑)」とツッコんだ。
閉店後のショッピングモールで行われた撮影について松本は、「楽しんでやってました。それが画面にも出てるんじゃないかな。きっとみんなが一度はやってみたい、と思う憧れのシーンでもあると思います」とコメント。甲斐は「あそこはみんなが感情を爆発させるシーンでもあるから、体力的にも大変だった……でも達成感はあったかな」と振り返る。金子が「片山さんが一番楽しそうに暴れてたよね」と話すと、片山は「ときどき自分でも感情が抑えられなくなるから、それがちょうどあのシーンだったのかも」とジョークを飛ばし、キャスト陣の笑いを誘った。
モールに置かれていたバンドセットを使用したシーンを回想した際には、NITRODAYのVo&Gとしても活動する小室が「松本さんのギターアクションが、すごくかっこよかった」と太鼓判。松本は「いきなり褒められた(笑)」と照れた様子を見せた。
ふくだは「登場人物全員、どこかしら自分の中の何かを入れ込んで生み出した子たちです。彼らのどこかに共感してくれたら」と作品に込めた思いを語る。松本は「本当だったらお会いしたかったですし、オンラインになってしまって寂しいとも思いますが、このご時世に劇場まで来てくれて本当にうれしいです」と観客に感謝。続けて「うまく言えないけど……きっと1人ひとりが優しい気持ちになれば世界はもっといいものになると思うんです。この映画を観て、少しでも優しい気持ちになってくれるといいなと思っています。映画には人の気持ちを温かくしたり、日々を豊かにできる力があると信じています。ぜひこの映画を楽しんでください」と語りかけた。
「君が世界のはじまり」は全国で公開中。
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松本穂香「君が世界のはじまり」撮影中は関西弁、甲斐翔真が「大変だった」と本音
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