「ジャスティス・リーグ」幻の編集版が配信決定、4時間の映画かシリーズ形式に

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ジャスティス・リーグ」のディレクターズ・カット版が、2021年に動画配信サービスHBO Maxで配信されることが明らかになった。

「ジャスティス・リーグ」ビジュアル(写真提供:Warner Bros. / Photofest / ゼータ イメージ)

「ジャスティス・リーグ」ビジュアル(写真提供:Warner Bros. / Photofest / ゼータ イメージ)

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「ジャスティス・リーグ」はバットマンやスーパーマン、ワンダーウーマンといったDCコミックのヒーローが結集した2017年公開のアクション映画。監督のザック・スナイダーが娘の死去を理由に途中で降板し、後任として「アベンジャーズ」のジョス・ウェドンが再撮影と編集を担当して映画を完成させたことで知られる。

当初スナイダーが意図したものとは異なる作風になり興行収入も振るわなかったことから、ファンは通称「スナイダー・カット」と呼ばれるディレクターズ・カット版の公開を要求。その存在についてはさまざまなうわさが飛び交ったが、ファンはSNSを中心に「#ReleaseTheSnyderCut(スナイダー・カットを公開せよ)」というハッシュタグで一丸となり、ワンダーウーマン役のガル・ガドット、バットマン役のベン・アフレック、アクアマン役のジェイソン・モモアといったキャスト陣を巻き込み公開を求める運動が盛り上がった。そして2019年12月には、スナイダー本人が自身のSNSに「DIRECTORS CUT」と記されたフィルム缶の写真を投稿し、スナイダー・カットの実在を主張していた。

スナイダーは現地時間5月20日に行われた生配信イベントでディレクターズ・カット版のビジュアルをサプライズで発表。SNSにも「This is real.」というコメントとともにロゴ画像をアップした。正式なタイトルは「Zack Snyder's Justice League」。公式声明の中で、スナイダーは「アーティストを支持し、真のビジョンを実現させてくれたHBO Maxとワーナー・ブラザースの勇気ある姿勢に感謝します。また『スナイダー・カット』実現のための運動に関わってくれたすべての人にも感謝します」とコメントしている。

The Hollywood Reporterの報道によると、「Zack Snyder's Justice League」は4時間の映画、もしくはテレビシリーズの形式でリリースされる予定。スナイダーは今後、VFXと音楽を完成させるため、映画のオリジナルスタッフと協力して作業を進めていく。

HBO Maxは5月27日に全米でローンチ。日本での展開は現状未定だ。

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(情報提供:IndieWire / VM / ゼータ イメージ)

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tAk @mifu75

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