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「若尾文子映画祭2020」に若尾文子がコメント、「作品は今でも私の大切な宝物」

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「刺青」 (c)KADOKAWA1966

「刺青」 (c)KADOKAWA1966

若尾文子映画祭2020」より、若尾文子のコメントが到着した。

2015年以来5年ぶりの開催となった「若尾文子映画祭」では、増村保造監督作「刺青」の4Kデジタル修復版が世界初披露される。また溝口健二による「赤線地帯」、小津安二郎による「浮草」、川島雄三による「しとやかな獣」の4Kデジタル修復版のほか、「女は二度生まれる」「卍」「青空娘」などを含めた全41本が本映画祭のラインナップに入った。

若尾は「当時は朝から晩までずっと撮影所に暮らしているような生活で、ただただ無我夢中の日々でした」とコメント。「仲間たちと懸命に作り上げた作品は今でも私の大切な宝物です」とも述べている。映画祭初日に劇場で発売されるパンフレットには若尾の映画スチールやロングインタビュー、出演作から抜粋したセリフ集を収録。加えて、若尾の声に言及した姫野カオルコのコラム、「初めて買った本が若尾さんの本」だったという柄本佑のエッセイも掲載されている。

さらに劇場では若尾の音声インタビュー付き特別映像が流されることがわかった。映像は2月29日の「刺青」上映後、3月7日の「越前竹人形」上映後、3月21日の「女は二度生まれる」上映後、4月2日の「銀座っ子物語」上映後に観ることができる。3月14日には美術監督である種田陽平のトークショーが開催。本イベントのチケットは3月7日に発売される。詳細は映画祭公式サイトをチェックしよう。

「若尾文子映画祭2020」は2月28日から4月2日にかけて東京・角川シネマ有楽町で行われるほか、大阪のシネ・ヌーヴォ、大分・シネマ5、福井・福井メトロ劇場、石川・シネモンドなど全国で順次開催。チケットは各作品の上映3日前より販売開始となる。

若尾文子 コメント

女優になりたかったというよりは、自分ではない誰かになりたいと思い、十代で飛び込んだ世界です。当時は朝から晩までずっと撮影所に暮らしているような生活で、ただただ無我夢中の日々でした。溝口先生や小津先生、そして何より増村さんとご一緒させて頂いたことはどんなに運がよかったかと改めて感じます。仲間たちと懸命に作り上げた作品は今でも私の大切な宝物です。皆様もこの機会に映画の素晴らしさを感じて頂ければ幸いです。

(c)KADOKAWA

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