吉開菜央の特集がユーロスペースで開催、カンヌ出品作など6本上映

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吉開菜央の監督作を上映する特集「吉開菜央特集:Dancing Films」が、4月11日から17日まで東京・ユーロスペースで行われる。

「吉開菜央特集:Dancing Films」メインビジュアル

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「ほったまるびより」 (c)Nao Yoshigai

「ほったまるびより」 (c)Nao Yoshigai[拡大]

「静坐社」 (c)Nao Yoshigai

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「梨君たまこと牙のゆくえ」 (c)「梨君たまこと牙のゆくえ」

「梨君たまこと牙のゆくえ」 (c)「梨君たまこと牙のゆくえ」[拡大]

米津玄師「Lemon」のMVで振り付けを担当し出演するなど、振付家やダンサーとして活動しつつ、映像作品の制作も行ってきた吉開。特集では、第72回カンヌ国際映画祭の併設部門・監督週間に招待された「Grand Bouquet」のほか、「ほったまるびより」「静坐社」「梨君たまこと牙のゆくえ」「みずのきれいな湖に」「Wheel Music」が上映される。

吉開は「作品をつくるたびに、自分の身体が作り変えられて、あらゆるものと繋がっているのだということを実感します」とコメント。「この感覚は言葉になる前の感情のようなもので、わたしはそれを情動と呼んでいるのですが、ぜひ一度、情動で紡がれる物語を実際に体感していただいて、あらたな眼で、世界を再発見してもらえたらうれしいです」とメッセージを送っている。

上映スケジュールや料金など詳細は特設サイトで確認を。

吉開菜央 コメント

映画をつくりはじめて約10年。映画に出会うまではわたし自身ダンサーで、自分のからだ、身ひとつで踊ることで精一杯でした。けれども映像を撮影し、じっくり見て聞いて編集することで、自分の身体の内側も外側も、世界は踊りに満ち溢れていることを発見しました。作品をつくるたびに、自分の身体が作り変えられて、あらゆるものと繋がっているのだということを実感します。この感覚は言葉になる前の感情のようなもので、わたしはそれを情動と呼んでいるのですが、ぜひ一度、情動で紡がれる物語を実際に体感していただいて、あらたな眼で、世界を再発見してもらえたらうれしいです。

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