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本作は、1年前に死んだミュージシャンのアキと人付き合いが苦手な大学生・颯太を中心にした物語。あるカセットテープが再生される30分間だけ颯太の体を借りられるアキが、自身のバンドであるECHOLLの再結成に奔走するさまが描かれる。キャストの登壇は事前に告知されていなかったため、新田や北村たちが登場すると学生たちは騒然。新田は「明日全局で流れるので、いい歓声を期待しています!」と呼びかけ、北村は「僕は大学時代を過ごしたことがないので、大学っていうだけでワクワクしています」と述べた。
学生との質疑応答という形で進行したこの日のイベント。まず一番大変だったシーンを聞かれた新田は、すでに死去した役のため「みんなとしゃべれないし、目も合わないんですよ」と説明しつつ「僕の役はいくらでもふざけられたんですけど、みんなは真面目に芝居をしなければいけなかったので大変だっただろうなと。なので僕は大変ながらとても楽しんで演じました」と述懐する。ペンキをかぶる場面を挙げた北村は「服とかではなく直接肌にベタッと付いたので、次の日肌が荒れまくるという……」と苦労を語り、3日間掛けたというフェスのシーンに触れた葉山は「本当のフェスに出ている気持ちでしたよね。あれは一生の思い出に残ると思います」と思いを馳せた。
続いて学生時代の青春エピソードを尋ねられたキャストたち。「青春ないなあ……」とつぶやいた北村は「この映画は青春を失った人たちがそれを取り戻す物語なので、僕もこの映画で青春を感じていました。去年一番楽しかったのは、本当にこの撮影の期間です。ナンバーワンです!」と振り返り、清原と久保田も「練習で使わせてもらった松本のスタジオで一緒にいる時間が楽しかったよね」「部活とかやっていなかったので、こういう場所で青春を感じていました」と口々に同意する。キャスト陣の青春時代の思い出の少なさに、上杉は「これ、青春してなさそうなメンバーがキャスティングされたのかも。そういうことですか、監督?」と問いかけると、萩原は「そういうことですね」と答えて笑いを起こした。
また「作中で描かれるような葛藤を実際に感じたとき、それを乗り越える方法は?」という質問が飛ぶと、北村は「僕はやっぱりサウナです」と即答し「一時期ストレスで暴飲暴食をしていたんですけど、サウナに入り始めてからはそれが一切なくなりました」と熱弁する。新田が悩んだ末に「……お風呂?」と回答すると、キャストたちは「(サウナと)近いな!」とツッコミ。青山学院大学が母校だという上杉が「僕はキャンプです。自分は1人でもキャンプに行くんですけど、1人になってボーッと考えてみるのがいい」と質問した男子学生に語りかけると、北村は「先輩!」と上杉を囃し立てた。
イベントでは、学生たちが本作のリード曲「もう二度と」をワンコーラス合唱する場面も。歌声を聴いた北村は「僕、合唱大好きなんです。カラオケ行っても合唱曲を歌うくらい『COSMOS』とか『HEIWAの鐘』とか。それに、合唱してくれたのが僕の本当に好きな曲だったし、グッと来てしまいました」と感激した様子を見せる。学生からのサプライズに「何が起こっているんだ?と思った」と驚いた新田は「お時間取ってくださってありがとうございました。素晴らしかったです」と感謝を伝えた。
「サヨナラまでの30分」は1月24日より全国でロードショー。
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