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本作は、1年前に死んだミュージシャンのアキと人付き合いが苦手な大学生・颯太を中心にした青春音楽ラブストーリー。あるカセットテープが再生される30分間だけ颯太の体を借りられるアキが、メジャーデビュー目前で解散した自身のバンド・ECHOLL(エコール)の再結成に奔走するさまが描かれる。新田がアキ、北村が颯太を演じた。
新田演じるアキは、北村扮する颯太にだけ見えるというキャラクター。新田が「みんなから見えていないのは、ちょっとさみしいところがありました」と言いながらも親しげな様子で北村の肩に手を置くと、客席から歓声が上がり、北村は「みんなに勘ぐられちゃうから」と焦る。続いて北村は「ずっとこうだったんです」と颯太とアキを演じ分ける難しさを体を前後に動かして表現し、「今でもあの頃に戻りたいくらい楽しかった」と撮影時を懐かしんだ。
イベントでは、本作のストーリーになぞらえて「30分だけ入れ替わるとしたら誰を選ぶ?」との質問が飛ぶ。進行役を買って出た北村が「30分で何をするかですよ! はい、挙手してください」と共演者たちに声をかけると、新田が「わかったわかったわかった!」と突然ひらめいた様子で叫び、「オリンピックの100m走で1位を獲った直後の人」と答えてほかのキャストから「一番きついよ?」「ゼエゼエしちゃうよ。でも気持ちいいだろうね」と声をかけられる。上杉は「脳みそがヤバい人」と前置きをして「頭の回転が早い人がどう考えているかを味わってみたい」とその理由を語った。
同じ質問に、北村は「柊平くんと入れ替わって……あっ、中身は俺なのか。ダメだ」と嘆いたあと「ゴリゴリにラップをしてみたい」「183cmくらいになってバチバチにおしゃれ決め込んで、渋谷でファッションスナップを撮られたい」と願望を明かす。久保田は「私は清さん(清原)。男の人になったらできることが増えそう」とのんびりとした口調で話した。
「僕はまっけん! このビジュアルで、俺、真剣佑だよって言いたい」と目を輝かせたのは葉山。その言葉を受けて、共演者たちから「造形美がすごすぎて!」「肉体美もすごい」と称賛の声を次々浴びせられた新田は、無言でさまざまなパターンのキメ顔を披露して会場を沸かせる。清原も新田への憧れを口にして「自分の限界より重いバーベルをバーンッ!と上げて、そのあと渋谷を歩きます」と夢を膨らませた。
最後に北村は「役と一緒に青春を取り戻せました。キラキラした時間を過ごしてもらえたらいいなと思います」と、新田は「映画、楽しんでください!」とファンに呼びかけ、ステージをあとにした。
「サヨナラまでの30分」は1月24日に全国公開。
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