仮面ライダーゼロワン&ジオウ、山本耕史ら集結!“笑いのツボが不破諫”な出演者も

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仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション」の初日舞台挨拶が、本日12月21日に東京・新宿バルト9で開催され、キャスト・スタッフ13名が登壇した。

「仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション」初日舞台挨拶の様子。

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左から奥野壮、高橋文哉、山本耕史。

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山本耕史

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「仮面ライダーゼロワン」と「仮面ライダージオウ」がクロスオーバーする本作。「ゼロワン」本編に続き飛電或人の父・其雄を演じた山本耕史は、出演が発表された際のことを「お子さんはもちろん、大人からの反響がすごい。(子供の)保育園の園長先生は、それまでいい意味で距離を取ってくれていたのですが、この仕事が発表されたあとに『仮面ライダー観ます』って書いた紙を持って立っていました(笑)」と明かして笑いを起こす。また仕事仲間である三谷幸喜から連絡が来たことも告白して「『変身するの?』『ぜひゼロワンと戦って』と言われていたのですが、まさかその通りになるとは」と振り返った。

生駒里奈

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ゲスト出演者の生駒里奈は、タイムジャッカーのフィーニス役を演じた。地元・秋田の親友から、珍しくすぐにリアクションがあったそうで「こんなにすぐに連絡が来たのは、紅白出場が決まったときくらい。紅白か仮面ライダーか、ってくらいビッグニュースでした」と喜びを語る。次にライダー作品に出るとしたら?という質問には「いつか『変身』って言いたい」と野望を語った。

岡田龍太郎

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左から鶴嶋乃愛、井桁弘恵。

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続いてレギュラーキャストたちが本作の見どころを語ることに。「ゼロワン」テレビシリーズとは異なる“レジスタンス”というポジションだった不破諫役の岡田龍太郎は「アクションの規模がテレビとは違いました」と、刃唯阿役の井桁弘恵は「シェルターのシーンではエキストラさんがたくさんいて、細かく作り込まれていて感動しました」と興奮気味に回想した。

「仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション」初日舞台挨拶の様子。

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左から中川大輔、砂川脩弥。

左から中川大輔、砂川脩弥。[拡大]

「ゼロワン」迅役の中川大輔と滅役の砂川脩弥は、本作で「ジオウ」明光院ゲイツ役の押田岳、ツクヨミ役の大幡しえり、ウォズ役の渡邊圭祐とのバトルシーンを経験。中川は「プログライズキーを投げる僕の変身を見た渡邊さんが、ライドウォッチを投げて変身してくれたんです!」と感激し、砂川は「ゲイツと刀を使うアクションをしたのですが、すんごい蹴りをしているなと思いました」と先輩のアクションに尊敬を込める。すると押田は「すごく熱い殺陣師の方がいまして、監督が『よーい、アクション』と言った瞬間、毎回『殺す気で行けー!!』って言うんです。その影響でガチ蹴りしちゃいました」と笑う。また渡邊は、ストールや本“逢魔降臨暦”を駆使して戦ったことから「ようやくストールを有効活用できたかな」と爆笑を起こした。

高橋文哉

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或人役の高橋は、今回感情をあらわにする熱い芝居に挑戦。「これまで或人は自分を偽って笑いを取ってきたのですが、今回は感情をもろにぶつけています」と真面目に語ったあと「ただデカい声でギャグをやってるだけじゃないんだぞってことを感じていただけたら(笑)」とはにかんだ。イズと或人の関係性が表れるラストシーンについて、イズ役の鶴嶋は「文哉くんといろいろ考えて作ったので、すごくお気に入りです」と思い入れを明かす。しかし大幡はなぜか同シーンがツボだったようで「すごい面白かったです! 最後のシーンが一番笑いました!」と熱弁し、高橋から「大幡さんはちょっと変わっていらっしゃる……。笑いのツボがうちの不破諫と一緒」と言われてしまった。

奥野壮

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常磐ソウゴ役の奥野壮は、本作で先輩ライダーとしての風格を見せつけた。冒頭では記憶をなくしている設定だが、途中ですべて思い出すシーンがあり「ソウゴにとって、あそこの直前の記憶はテレビシリーズ最終回なんです。つまり、ゲイツを殺されているし、自分で世界を変えてしまっている。悲しみや怒り、でも“今がある”という希望を含めた表情をできればと思いました」と、今回の芝居に込めた思いを語った。

左から高橋文哉、山本耕史。

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また舞台挨拶では山本が、仮面ライダー1型に其雄が変身する際のポーズについて解説する場面も。山本は「自分で決められると聞いたので、高橋くんの変身を見て、ゼロワンの手の動きと逆のものをやったらいいんじゃないかと思いました」と説明。また、山本の発案でカットになったセリフもあるそうで「『なぜ、それを……』っていうセリフは、監督に『カットしません?』と提案させていただきました。俺、“それお”だし……。よくよく考えると面白いセリフになっちゃいますよね。なぜ、それを……俺、それおだし……」と繰り返して笑いを誘った。

終盤には監督の杉原輝昭が「『ゼロワン』テレビシリーズでも、今までの平成ライダーではできなかったことをやろうと意気込んでいました。今回の映画では、テレビのスケールではできないことを映像にしようと思って臨みました」と熱を込める。最後に奥野は「ジオウとしては一応最後の劇場版です。『仮面ライダージオウ』は終わりますが、ライダーの歴史の一部として、皆さんの頭の片隅に少しでも残り続けてくれたら」とファンに訴えかけ、高橋が「この映画のテーマは夢。スタッフさん、キャスト、みんなで夢を込めて作りました」と挨拶した。

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「ゼロワン&ジオウ」製作委員会 (c)石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映

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アイム・ミルフィ@邪悪の王 @ahim_millfy

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