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“平和の象徴”オールマイトの意志を継ぐ新時代のニューヒーローとして、史上最凶のヴィラン・ナインと戦う雄英高校1年A組メンバーを描く本作。長崎健司が監督、黒田洋介が脚本を担当し、原作者の堀越耕平が総監修とキャラクター原案を担った。この日は麗日お茶子役の
ナイン役の井上は、自身のキャラクターを「これ以上、悪いやつはいないっていうくらい最凶。今後、ナイン以上に悪いやつは出てこない気がして物語が心配です(笑)。強すぎる。強すぎて自分でもびっくりしました」とその凶悪性を強調して紹介。「ラストシーンは悲しくて悲しくて、自分で『ナインっ……』て手を差し伸べたくなりました」と感想を語った。
そんなナインを倒すために、映画のラストでは緑谷出久(デク)と爆豪勝己の共闘シーンも描かれる。デク役の山下は「そこに懸けてた感もありました。アフレコもそれまでと違うやり方で録ったんです」と振り返る。劇中で流れる曲を聴きながら収録したそうで、観終わったばかりの観客には「めちゃくちゃ迫力あるシーンで、あの曲がかかるんです! 悲しさも含んだあのギャップが……」と訴え、爆豪役の岡本も「聴いた瞬間にデクの覚悟を感じました。涙腺に来ますよね……」と続けた。
堀越が映画に寄せた「ある種ヒロアカ最終回とも言えます」という発言を念頭に、梶が「あのあたりが堀越先生がおっしゃっていた……」と促すと、山下も「マンガの最終回になり得たかもしれない結末ですね」と深くうなずく。岡本は「かっちゃん的にも戦闘以外で初めて人を気遣う。ちょっとびっくりしました。それほどのラストシーン」と期待をあおり、山下は「スタッフ一丸となって、とても力を入れました。特にプルスウルトラしたシーンだと思います」と熱弁した。
最後に岡本は「ラストは“ヒロ泣き”ですか? “僕泣き”ですか? どちらかわかりませんけれど、ヒロ泣きか僕泣きしていただけるとうれしいです」とコメント。山下も「すごく心が熱くなったり、何かがんばろうと思えるパワーを持った作品。皆さんの活力になったらうれしいし、ここに集まった皆さんが雄英高校のいち生徒として、まだ知らない人に広めてくれたらうれしい」と語りかけ、イベントを締めくくった。
「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング」は全国ロードショー。
※記事初出時、写真キャプションの人名に一部誤りがありました。お詫びして訂正いたします
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akira @tosmurmur
なるほど最終回
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