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河野裕の同名小説を実写化した本作は、“捨てられた人”たちが行き着く島・階段島を舞台にした青春ミステリー。悲観的な主人公・七草を横浜、幼なじみの少女・真辺を飯豊まりえが演じ、2人の友人・佐々岡に松岡が扮した。
公開から約1週間が過ぎ、舞台挨拶では本編のネタバレや撮影裏話が次々と飛び出す。司会者から「“メロンパン”という感想をよく見かけます」と話題を振られると、七草がメロンパンを食べるシーンで口にパンが付いていたということから、横浜は照れ笑い。口に付いたパンを編集で消そうとしたスタッフに「残しましょう!」と提言して譲らなかったという柳は「絶対かわいいと思ったんです」と本音を明かす。そして撮影のためにメロンパンをいくつも食べ続けた横浜に感謝した。
続いて柳は「松岡さんに苦言を言いたい。自覚してます?」と詰め寄る。そして「みんな同じものを何テイクも何テイクも食べてくれたのに、佐々岡は焼きそばパンもコロッケパンも食べてた! 焼きそばパンって言ったのに!」と、シーンのつながりを気にせず異なるパンを食べた松岡の行動を暴露。松岡は「ずっと焼きそばパンだから飽きて……同じことを同じようにやるのが苦手で、新鮮味みたいなものが……」と弁解するが、限界を感じたようで「ごめんなさい!」と頭を下げて反省した。
また劇中のあるシーンで七草と真辺が手をつないだ理由を司会者から尋ねられると、横浜は「ん? 好きだからでしょ?」とナチュラルに回答。そして「壮大なラブストーリーですよね。でも真辺に対する思いがただの恋愛感情だと軽くなっちゃう。いろいろな感情があるから難しかったです」と吐露する。菅原は「恋愛から始まることがスタンダードとされている。この作品は、スタートにたどり着くまでの映画。そういう意識で観てもらえたら捉え方も変わると思います」と考えを述べた。そしてなぜか、横浜と松岡がシーンを再現することに。横浜に手を握られ、松岡は「めっちゃドキドキしてますよ! やわらかいね、手」と目をきらめかせる。
終盤には、9月16日に23回目の誕生日を迎える横浜にサプライズでバースデーケーキが贈られた。階段島をかたどった立体的なケーキに、横浜も松岡も大喜び。松岡から「抱負なんかも伺いたいですね」とうながされると、横浜は「まだ未熟者なので、変わらずいろいろな作品と役に挑戦して、1つひとつ実力を付けて学んでいきたい。“階段島”の階段を1段ずつ上っていきます」と作品になぞらえて決意を口にした。
「いなくなれ、群青」は全国で上映中。
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河野裕の同名小説を実写化