テレビ朝日では、同日から9月1日にかけて、平成に放送されたスペシャルドラマ4作品を放送する「テレビ朝日開局60周年 夏の傑作選」を実施。第1弾の本作は、松本清張の小説をドラマ化し、たけし演じるベテラン刑事・鳥飼重太郎が心中に見せかけた完全犯罪の真相を暴いていくさまを描く。2007年に2夜連続で放送されたものを、今回は1話に編集して放送する。共演として
今回の放送に関し、たけしは12年前を振り返りながら「放送のあと、サウナで知らない人に声をかけられて、“あそこが泣けたよね”って延々と感想を語られたことも忘れられないね。硬派なミステリーをエンターテインメントに昇華させた、貴重な作品だと思う」とコメント。「平成の最新技術を使って“昭和32年”を再現したわけで、そういう意味では昭和と平成という2つの時代をまたいで作ったドラマ。それを令和になった今、特別版という形で凝縮してお届けできるなんて、また面白いんじゃないかなと思う。楽しみにしています」と期待を込めた。
「点と線」は21時よりオンエア。「テレビ朝日開局60周年 夏の傑作選」では、このほか
テレビ朝日開局60周年 夏の傑作選
テレビ朝日系
点と線
2019年8月4日(日)21:00~23:05
刑事一代~平塚八兵衛の昭和事件史~
2019年8月11日(日)
十万分の一の偶然
2019年8月18日(日)
ナサケの女Special~国税局査察官~
2019年9月1日(日)
ビートたけし コメント
「点と線」は、松本清張さんの最高傑作といわれるミステリー。「何時何分にどうした」なんていう細かいセリフが多くて、やっと覚えたぞと思ったら、それを博多弁に直してくれって言われて大変だったことを覚えているね。とにかくキャスティングが素晴らしかったから、“主役がいちばんダメだった”なんて言われないように台本を読み込んだし、撮影前、2~3週間かけて減量もしました。そのぐらい、気合を入れて演じたつもりです。
放送のあと、サウナで知らない人に声をかけられて、「あそこが泣けたよね」って延々と感想を語られたことも忘れられないね。それだけ夢中になって見てくれた人が多かったんだなと実感したし、硬派なミステリーをエンターテインメントに昇華させた、貴重な作品だと思います。
平成の最新技術を使って“昭和32年”を再現したわけで、そういう意味では昭和と平成という2つの時代をまたいで作ったドラマ。それを令和になった今、特別版という形で凝縮してお届けできるなんて、また面白いんじゃないかなと思う。特別版の放送を楽しみにしています。
刑事告発・再審請求\金沢地方検察庁御中 @hirono_hideki
ビートたけし主演「点と線」再編集した特別版が今夜放送、「貴重な作品だと思う」(コメントあり) - 映画ナタリー https://t.co/pSGgesQro8
2007年に2夜連続で放送されたものを、今回は1話に編集して放送する。