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「カメ止め」上田慎一郎にビートたけしがエール、「次も見事な作品を撮れる」

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左からビートたけし、上田慎一郎。

左からビートたけし、上田慎一郎。

第28回東京スポーツ映画大賞の授賞式が2月24日に東京・グランドプリンスホテル高輪で開催され、「カメラを止めるな!」の監督・上田慎一郎が登壇した。

全国の10の映画祭ディレクターが選考したノミネート作品をもとに、審査委員長のビートたけしが独断で選ぶ同賞。「カメラを止めるな!」からは、監督賞を上田、新人賞をしゅはまはるみが受賞した。

たけしは「見事に計算してあって、監督は脚本の段階で相当悩んだだろうなと。とにかく面白かったです」と映画の感想を述べ、「あなたは次回作も見事な作品を撮れると思います」と上田に温かい声をかける。上田は20歳の頃に上京したきっかけにたけしが関わっていると明かし「バイト先の人に自分の自主映画を観せたら、『これをたけしさんに観せてやる』『たけしさんがお前を欲しがっている。海外の仕事が増えるから英語をマスターして、2、3カ月後にオフィス北野に来てほしいらしい』と言われて。一生懸命英語を勉強したけど、全部嘘でした」と続けて観客を驚かせる。さらに「あのときだましてくれなかったら、そしてたけしさんという人がいなかったら、僕は映画監督になれなかったかもしれません。まさかご本人から監督賞をいただける日が来るとは夢にも思っていませんでした」と感慨深げに挨拶した。

撮影のため欠席となったしゅはまは、ビデオメッセージの中で「助演女優賞はワンチャンあるんじゃないかなと期待していましたが、まさか新人賞をいただけるとは。びっくりしました」と受賞を喜んだあと、渾身の“ポンッ”とコマネチを披露して観客を笑わせる。また授賞式では、2018年にTSUTAYAで最もレンタルされた作品を表彰するTSUTAYA特別賞が発表され、たけしが北野武名義で監督を務めた「アウトレイジ 最終章」が受賞。照れくさそうにトロフィを受け取ったたけしは「DVDの権利を少し持っておけばよかったな。全部持ってかれちゃって、ちくしょう」とユーモアたっぷりに話し、「大河ドラマが終わったら時代劇を始めようかなと」と次回作の構想を語った。

同賞ではそのほか「万引き家族」のリリー・フランキーが主演男優賞、安藤サクラが主演女優賞、松岡茉優が助演女優賞、「孤狼の血」の松坂桃李が助演男優賞に選出。また外国作品賞は「ボヘミアン・ラプソディ」が獲得した。

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