「チャイルド・プレイ」本編映像公開、監督はチャッキーの“邪悪さ”の理由語る

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本日7月19日に封切られた「チャイルド・プレイ」より、本編映像の一部がYouTubeで解禁された。

「チャイルド・プレイ」

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「チャイルド・プレイ」ポスタービジュアル

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AI技術を搭載したバディ人形チャッキーが、少年アンディをゆがんだ愛情で追い詰めていくさまを描いた本作。同じく本日封切られた「ポラロイド」のラース・クレヴバーグが監督を務めた。映像には惨劇の始まりを予感させる不穏なシーンを収録。チャッキーと一緒にボードゲームで遊んでいたアンディは、ふとした瞬間に飼い猫に引っかかれ流血してしまう。激しく痛がるアンディと滴り落ちる血をじっと見つめながら「猫にやられたの?」とチャッキーがつぶやく場面となっている。

「チャイルド・プレイ」

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このシーンのように、人間と会話したり遊んだりすることで心を通わすことができる本作のチャッキー。クレヴバーグは「観客が感情的につながることができる、とても表情豊かな人形が必要だった。観客は世界を初めて目にするチャッキーがどう自分自身を表現するか、彼の考えや気持ちを目撃することになる。そういった感情的な表現ができるチャッキーをデザインすることがとても重要だったんだ」とその造形について言及する。

「チャイルド・プレイ」

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映画では親友アンディに対するチャッキーの異常な愛情が次第にゆがみ始め、恐ろしい事態を引き起こしていく。クレヴバーグはチャッキーが邪悪な理由を「人間と関わり合い、人間の言動を学んでいるから」と説明。善悪の区別なく物事を学習してしまうチャッキーについて「人間はつい衝動や限られた世界観にもとづいた言動を取ってしまう。その内容が非常に現実的でリアル。チャッキーが変わっていく様子も素晴らしく、また恐ろしい。この脚本はギリシャ悲劇のようだといつも思うよ」と語った。

※「チャイルド・プレイ」はR15+指定作品

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