本作は、NAOTO演じる市役所職員の藤本研二が、朽ち果てたダンスホールに住む幽霊マリーの恋を成就させるべく奮闘するさまを描いたラブファンタジー。都市開発課の職員としてダンスホールの解体を担う研二は、超能力を持つ少女との出会いをきっかけに、マリーから生前熱烈な恋に落ちていたジョニーを捜してほしいと頼まれる。なお2018年2月に東京、北九州、台湾で撮影された本作は、2019年10月にスペインで開催されるシッチェス・カタロニア国際映画祭2019の正式招待作品に選出されている。
本作で映画初主演を飾ったNAOTOは「実感が湧くにつれ緊張感やプレッシャーもありましたが、自分の中で出来る準備を全てやって、後はSABU監督に委ねていけばという思いで撮影に挑みました」とコメント。SABUは撮影現場でのNAOTOについて「とにかく素晴らしかった。パフォーマーとしての身体能力やセンスは知っていましたが、演技がこれほど出来るとは…。本当に素晴らしかった」と賛辞を述べた。2人のコメント全文は下記に掲載している。
NAOTO コメント
今回、映画で主演させて頂くのは初めてでしたし、しかもSABU監督の作品という事で聞いた瞬間、嬉しいの一言でした。実感が湧くにつれ緊張感やプレッシャーもありましたが、自分の中で出来る準備を全てやって、後はSABU監督に委ねていけばという思いで撮影に挑みました。監督の演出によって、自分のつくってきた藤本という人間に命を吹き込んでもらったような気がします。
今作は、観る方によってそれぞれ全く違った感情を与えてくれるような映画だと思います。自分自身、色んな感覚を刺激されました。ジャンルを一言で表すのは難しいと思いますが、観た人の何か一歩を踏み出すきっかけや、「明日からも頑張ってみるか」というような気持ちになってもらえたら嬉しいです。
また、シッチェス映画祭でのワールドプレミア上映も決まりとても光栄です。
今までにない新感覚なこの「ダンシング・マリー」を是非楽しんで頂けたらと思います。
SABU コメント
NAOTOさんはとにかく素晴らしかった。パフォーマーとしての身体能力やセンスは知っていましたが、演技がこれほど出来るとは…。本当に素晴らしかった。シッチェス国際映画祭は観客の反応も良く、すごく盛り上がる映画祭だと聞いています。楽しみです。
※「DANCING MARY ダンシング・マリー」は2021年内公開に変更となりました。
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NAOTOがSABU監督作で映画初主演、幽霊の願いを叶えようと奔走する公務員に(コメントあり) - 映画ナタリー https://t.co/JBSJlZaWco